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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
オールド&ヤング。,
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レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
イギリス、ニューマーケット競馬場の近くに店を開く、マックス・モアトンは、史上最年少でミシュランのひとつ星を取った男だった。そんな彼に、身の覚えのない「食中毒」の嫌疑が かけられる。そして、その直後に遭遇する爆弾テロ。これ偶然か、それとも・・・。 かつて、評論家:青木雨彦氏は「作家は、しばしば自分の作品に登場する主人公をさして ”◯◯(主人公の名)は私だ(俺だ)”という。しかしながらディック・フランシスにだけ は、絶対にそのセリフは、言わせない!」と言った。彼:ディック・フランシスの生み出す 主人公があまりにも魅力的であるがための嫉妬であろう。 今回の主人公もいい。31歳、史上最年少でミシュランの星を受けた男料理人(シェフいや、 ここはあえて、コックと言うべきか)。繊細で野心家、暴力は好まないが、その前に屈服する のも好まない。典型的な「競馬シリーズ」の主人公だと思う。 本作は、ディック・フランシスと息子:フェリックス・フランシスの共著となっており、 フェリックスの影響も所々に見られる。たとえば主人公が「グーグル」で手掛かりを検索する 当りはフェリックスのアイディアではなかろうか。 また物語のなかで、主人公とその異父兄:トビイはディック・フランシスと息子:フェリックス のようでもあり、主人公と彼の恋人となるヴィオラ奏者:キャロラインの関係は、 亡きフランシス夫人:メアリとの関係のようにも思える。 息子との共著になったり、翻訳家が変ったり、これまでのファンの方々には心配される 面があろうと思いますが、今作もしっかりと「競馬シリーズ」しております(主人公は、 骨折しても「鎮痛剤(アスピリン)」を飲んで寝れば復活するし・・・)ご心配なく お読みください。 本当は、星5つだが、主人公:マックスがあまりにも良い漢(おとこ)過ぎるので 星マイナス1にしました(笑)。 PS.主人公が、或る場面で、命からがら逃げだした時(全裸で!)に助けてくれるご婦人 が好き。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
競馬シリーズ健在,
By お留守居役様 (東京都品川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
真摯で好感の持てるシェフが主人公。競馬、ポロ、料理、音楽の話題が織り交ざっていますが、シェフとヴィオラ奏者との恋がメインとなっています。 何度も深刻な被害に遭遇しますが、被虐的な不快感はありません。 ただし、期待した騎乗シーンがなかったので減点しました。 名翻訳者の菊池光さんの跡を継いだ北野寿美枝さんの訳文が、さわやかで小気味の良い文体で読みやすいです
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
まだまだシリーズが続いてほしい,
By take (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
競馬シリーズ、「再起」で復活。そして今度は、息子さんとの共著で新作登場。舞台はニューマーケット。レストランのオーナーシェフ、マックス・モアトンは2000ギニーレースの前夜祭で料理を担当するが、本人も含めて多くの人々が原因不明の食中毒にかかってしまう。しかもレース当日、マックスは貴賓席で行われるスポンサー企業のパーティ料理もこなさなければならない。必死の思いで作業を終えた途端、場内で爆発が発生する。 いつものようにリサーチはていねいで、ストーリーにうまく溶けこんでいます。結末がややあっさりとしているのは、気のせいかな? 今後もこのシリーズが続くことを願っています。
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