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祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ)
 
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祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) [単行本]

ディック フランシス , フェリックス フランシス , Dick Francis , Felix Francis , 北野 寿美枝
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

マックス・モアトンは史上最年少でミシュランのひとつ星を獲得した若きシェフ。ニューマーケット競馬場の近くにみずからがオーナーのレストラン“ヘイ・ネット”を構えている。平日なら1週間以上、週末は1カ月前には予約が必要な人気店だ。ロンドン進出のオファーもあり、前途は洋々だった。しかし、彼が料理を担当した伝統の2000ギニーレースの前夜祭で食中毒が発生すると、将来に暗雲が立ちこめる。店の常連だった競馬界の有力者が次々と激しい腹痛と嘔吐に襲われ、〈ヘイ・ネット〉の厨房は食料基準局によって閉鎖されてしまう。マックス自身も毒に冒され、ベッドの上でのたうち回るはめに。彼と店のスタッフはつねに清潔を心がけ、食材の選定にも心を配ってきたはずだが…。必死に築き上げた評判も、このままでは地に落ちる。しかもレース当日、マックスは競馬場の貴賓席で催されるスポンサー企業のパーティをまかされていた。弱った体でなんとか料理をこなしたが、パーティ会場で爆弾テロが発生し、多くの死傷者が!前日の食中毒と爆弾事件になにか繋がりがあると直感したマックスは、汚名返上のため調査を開始する。『再起』で奇蹟の復活を遂げた人気シリーズの最新作がはやくも登場。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フランシス,ディック
1920年、英国のウェールズ生まれ。障害競馬の騎手として第一線で活躍し、57年に引退。同年「サンデー・エクスプレス」紙に競馬記事を書き始めるとともに、自伝『女王陛下の騎手』を発表し、作家としてデビューした。62年に小説の第一作『本命』を刊行、以後ほぼ一年に一作のペースで競馬を題材にした上質の作品を送り出してきた。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞、CWA(英国推理作家協会)賞を何度も受賞している。執筆のよき協力者であった妻メアリが2000年に死去してから筆を絶っていたが、06年に不屈の男シッド・ハレー四度目の登場となる『再起』(ハヤカワ・ノヴェルズ)で華々しく復活を遂げ、07年には息子フェリックスとの共著で『祝宴』を発表した

北野 寿美枝
神戸市外国語大学英米学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 394ページ
  • 出版社: 早川書房 (2007/12)
  • ISBN-10: 4152088788
  • ISBN-13: 978-4152088789
  • 発売日: 2007/12
  • 商品の寸法: 19 x 14.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 オールド&ヤング。, 2007/12/20
レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
イギリス、ニューマーケット競馬場の近くに店を開く、マックス・モアトンは、史上最年少で
ミシュランのひとつ星を取った男だった。そんな彼に、身の覚えのない「食中毒」の嫌疑が
かけられる。そして、その直後に遭遇する爆弾テロ。これ偶然か、それとも・・・。

かつて、評論家:青木雨彦氏は「作家は、しばしば自分の作品に登場する主人公をさして
”◯◯(主人公の名)は私だ(俺だ)”という。しかしながらディック・フランシスにだけ
は、絶対にそのセリフは、言わせない!」と言った。彼:ディック・フランシスの生み出す
主人公があまりにも魅力的であるがための嫉妬であろう。
今回の主人公もいい。31歳、史上最年少でミシュランの星を受けた男料理人(シェフいや、
ここはあえて、コックと言うべきか)。繊細で野心家、暴力は好まないが、その前に屈服する
のも好まない。典型的な「競馬シリーズ」の主人公だと思う。

本作は、ディック・フランシスと息子:フェリックス・フランシスの共著となっており、
フェリックスの影響も所々に見られる。たとえば主人公が「グーグル」で手掛かりを検索する
当りはフェリックスのアイディアではなかろうか。
また物語のなかで、主人公とその異父兄:トビイはディック・フランシスと息子:フェリックス
のようでもあり、主人公と彼の恋人となるヴィオラ奏者:キャロラインの関係は、
亡きフランシス夫人:メアリとの関係のようにも思える。

息子との共著になったり、翻訳家が変ったり、これまでのファンの方々には心配される
面があろうと思いますが、今作もしっかりと「競馬シリーズ」しております(主人公は、
骨折しても「鎮痛剤(アスピリン)」を飲んで寝れば復活するし・・・)ご心配なく
お読みください。
本当は、星5つだが、主人公:マックスがあまりにも良い漢(おとこ)過ぎるので
星マイナス1にしました(笑)。

PS.主人公が、或る場面で、命からがら逃げだした時(全裸で!)に助けてくれるご婦人
が好き。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 競馬シリーズ健在, 2008/2/24
レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
真摯で好感の持てるシェフが主人公。
競馬、ポロ、料理、音楽の話題が織り交ざっていますが、シェフとヴィオラ奏者との恋がメインとなっています。
何度も深刻な被害に遭遇しますが、被虐的な不快感はありません。
ただし、期待した騎乗シーンがなかったので減点しました。
名翻訳者の菊池光さんの跡を継いだ北野寿美枝さんの訳文が、さわやかで小気味の良い文体で読みやすいです
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 まだまだシリーズが続いてほしい, 2008/4/20
レビュー対象商品: 祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本)
競馬シリーズ、「再起」で復活。そして今度は、息子さんとの共著で新作登場。
舞台はニューマーケット。レストランのオーナーシェフ、マックス・モアトンは2000ギニーレースの前夜祭で料理を担当するが、本人も含めて多くの人々が原因不明の食中毒にかかってしまう。しかもレース当日、マックスは貴賓席で行われるスポンサー企業のパーティ料理もこなさなければならない。必死の思いで作業を終えた途端、場内で爆発が発生する。

いつものようにリサーチはていねいで、ストーリーにうまく溶けこんでいます。結末がややあっさりとしているのは、気のせいかな?
今後もこのシリーズが続くことを願っています。
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