ブログは以前から読んでいて,ヒデさんの大ファンです.
でもここではあえて,「レシピ本」としてのレビューをば.
著者の方が料理研究を本業にされているわけではない,「素人」の方なので,正直味のほうは期待せずに購入しました.
だけれどいくつか作ってみてびっくり.どれもとても美味しかったです.
珍しい食材を使っているわけではない,奇をてらった味でもない.
どれを作ってみても,日本人の食卓なら他の料理と喧嘩にならない,素朴でしっくりはまる味.
調理時間は極端に短いほうではないし,インスタント的に手間がかからないわけではありません.
凄く手が込んでいるわけじゃないけど,手間をかけなければいけないところはちゃんとかける,長く煮るだけで美味しくなるなら時々様子を見るだけなんだし,ちゃんと煮る.
そんなコンセプトなので,15分で作りたい!な人には向かないかもしれません.
忙しさを理由にしてつい簡単で手抜きな料理に走りがちだった私ですが,作り方の行間から読み取れる,ヒデさんの家族への愛にすっかり感化されてしまいました.
久しぶりに,料理は家族への愛をもってきちんと作ろう,と思える本でした.