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21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今をよりよく生きるために助けとなる本,
By Micky Fine "Mick.F" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 祈りの力―願望実現へのアプローチ (単行本)
人には、「なぜ、生まれてきたのか? 何のために生きているのか、生きていることにはどんな意味があるのか? そして、自分が死んだ後に何が待ち受けているのか、ということを知りたいという欲求」(本書p.174)があります。わたしは、即物的な人間ですから、「死んだ後に何が待ち受けているのか」には興味がありません。 今をよりよく生きたいとだけ願っています。 今をよりよく生きるためには、「なぜ、生まれてきたのか? 何のために生きているのか、生きていることにはどんな意味があるのか?」、そして、その「なぜ」、「何のため」、「どんな意味」がおぼろげながらにも理解できたら、「今していること」と「これからしようとしていること」や「今考えていること」が、それらに沿ったものであるかどうかを明確に意識していくことが大切なのではないかと思います。 そして、それらに沿ったものであるような生き方をするために、誠実であることや、一所懸命であることが何より大切であると思います。 なぜなら、神ならぬ人である我々は、今与えられている能力や機会を最大限に活用発揮することしか他に選択する道はありません。 でも、人生の時間は限られているし、がんばってもどうにもならないように見える場合もあります。 この本でも、「人間の力でできること、努力すればできることは人間がやりなさい」「どんなに努力したって変わらないということについて、神、仏に対して拝むわけです」(p.89)とあります。 これを、わたしなりに翻訳しますと、「もうこれ以上、努力のしようがない、やれるところまでやったけれど、もうこれ以上やりようなないというところまでやったことについてだけ、神、仏に対して拝むのだ」ということです。 もともとわたしは、現実主義的な人間です。 リアルな結果がなければ信用はしないたちです。 祈っただけでなんでも結果が出るなどということはあり得ないと思っています。 しかし、とことん考え、とことんやった先には、もう祈るしか無いという経験を数多くしてきました。 だから、この本の著者が言われることはよく理解できます。 この本は、カルト本ではありません。 著者や特定宗教への依存を求めるものではなく(他にはところどころに洗脳の仕掛けを隠しているような本やブログもありますが)、本書にはむしろ、各人が各人の信念をもって、各人の崇敬神なり仏なりを大切に、自立した個人となるようにという願いがこもっているように感じられます。 著者は、世間的には、宗教家であり、学者であり、教育者としても分類されます。 この本は、それぞれの肩書きに応じた思いがにじみ出ています。 修験者や神職、僧でなければ身近ではなかった、真言や祝詞、呪文なども掲載されていて、初心者には大変興味深いです。 わたしは、本書を読み、自分の親や祖父母、先祖とのつながりや、自分とともに在るであろう神仏のことなどに思いを馳せ、今を生きる後押しを得たような思いがしています。 スピリチュアルなものに関心のある方、巷にあふれるスピブームに違和感を持っておられる方、経営や学業の成功を望んでおられる方、人生の方向性を模索している方にぜひ読んでいただきたい、入門書的なお勧めの1冊です。
21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
プロの拝み屋が明かす祈願のノウハウ,
By Pan (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 祈りの力―願望実現へのアプローチ (単行本)
心理学者兼プロの拝み屋である著者らしく、アメリカの超心理学の実験結果から、祈りの力(念)が現実に有効であることをデータと共に紹介している。それも興味深いが、なんと言っても本書の魅力は前著「祈りの研究」に続き、さらに詳細に祈願方法のノウハウがより実践的に記載されている点にある。実際に祈願を始めたときにぶつかる、願かけの方法、断ち物、真言と祝詞の使い分け、祈願後の心の持ち方など、祈祷寺に通いつめてそこの行者さんと親しくならなければ教えてもらえないようなことが満載されている。それだけでも本書は一読の価値がある。 また、「呪いの研究」で拝み屋同士の呪詛戦の凄まじい実態を明らかにしたのに続き、本書ではネットカルトが実際に裏で行った呪詛を報告している。最近のスピリチュアルブームの裏に潜む闇、ネット呪詛を告発したのは本書が初めてではないだろうか。
17 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“拝み屋”系心理学者の面目躍如,
By
レビュー対象商品: 祈りの力―願望実現へのアプローチ (単行本)
前著『祈りの研究』から、更に深い所へのアプローチとなった「祈りの書」。“拝み屋”系心理学者の面目躍如である。 拝み屋を名乗りながらもそのベースには確かな学問的背景を持ち、人の世の喜び、悩み、悲しみ、怒り、恨み、表裏一体の裏も表も見据えた上での「ではどうしたら祈りは届くのか?」。 その具体的な方法(わざ)を日々の心構え、過ごし方から解き明かし、ひいては「いかに生き、いかに死ぬか」という「大きな祈り」をも説く。 個別具体としての祈りの術と哲学としての祈りの研究の稀有な出会いの書。 おすすめです。
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