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祇園怪談 (角川ホラー文庫)
 
 

祇園怪談 (角川ホラー文庫) [文庫]

森山 東
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商品の説明

内容紹介

祇園南一の老舗お茶屋「夕月」に、舞妓志望の女の子が現れる。霊に憑かれやすいというその子の周りで続出する不可解な事態は、痛ましき伝説をもつ梅姫の呪いなのか。雅で華やかな世界に巻き起こる悲劇の行方は――。

内容(「BOOK」データベースより)

祇園南一の老舗お茶屋「夕月」に現れた、舞妓志望の少女・恵里花。女将の月春はその才能を見抜き、夕月に入ることを認めるが、霊に憑かれやすいという恵里花の周りでは不可解な事態が続出する。それは、痛ましき伝説をもつ梅姫の呪いなのか。そう、恵里花が梅の枝を折ったその時から、悪夢が始まったのだった。雅で華やかな世界に巻き起こる悲劇のゆくえは―。日本ホラー小説大賞出身作家が描く、驚愕と衝撃の連作短編集。

登録情報

  • 文庫: 295ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043769032
  • ISBN-13: 978-4043769032
  • 発売日: 2012/2/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 283,566位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
祇園の描写がやはりうまい、さすがは地元京都の作家である。
祇園の空気と怪談の空気、これをなんの違和感もなく混ぜて読者に差し出してくれる。
読者は祇園の華やいだ空気感を味わうつもりで知らずに毒ももられているようなものだ、笑
これは逃げられない、怖い。

「呪扇」の流れをくむ、と書いてしまうとわかる人にはわかってしまうかもしれないが
個人的には待ってましたと思える森山調の読める話だと思う。

ところでラストである人物の事が頭にふいに浮かぶのだが、さてその人物は何を願っているのか…それも考えると恐ろしい。
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祇園という街を舞台に描かれる怨念の世界。
まるで情景が目の前に浮かび上がるかの様な、
森山さんの文体が光り
一瞬にして物語に引き込まれます。
時に妖艶に、時に戦慄に、
いつしか祇園の街から
抜け出せない気持に。
けれどそこには、怖さだけではない、哀切も秘めているから
読後も引き付けられるのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
物語の〆というのはとても重要だ。それによって物語の善し悪しにまで関わって来る。森山東氏の小説は、最後の1行2行がとても印象的にしめられている。阿刀田高や高橋克彦の短編も最後の一二行で物語を阻止限界点まで押し上げ、読者を震え上がらせる。森山氏もその事を心得ているようだ。
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