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社長をだせ! 最後の戦い vs伝説のクレーマー
 
 

社長をだせ! 最後の戦い vs伝説のクレーマー [単行本]

川田 茂雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

全ビジネスマン必読の本! 累計65万部のベストセラー『社長をだせ!』シリーズ最終章 日本を代表する家電、カメラなど
超一流企業の社長を自宅に呼びつけた
日本一のクレーマー
企業の在り方とは、クレームとは、
そして正しい対応・処理とは。
いま明かされる真実のドラマ。

「社長だせ!」と怒鳴り込んだところで、本当に社長がでてくる企業などあるはずがありません。ところが、世界に名だたる日本の数々の大企業の会長、社長、役員を、クレームで文字どおりに引っ張り出した、トンデモない伝説的な男がいたのです。クレーム処理に20数年たずさわった、『社長をだせ!』の川田茂雄がとことん付き合わされた史上最強のクレーマーを描く、読み始めるととまらない面白さのノンフィクション!

内容(「BOOK」データベースより)

日本を代表する家電、カメラなど超一流企業の社長を自宅に呼びつけた日本一のクレーマー。企業の在り方とは、クレームとは、そして正しい対応・処理とは。いま明かされる真実のドラマ。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 宝島社 (2010/1/14)
  • ISBN-10: 479667571X
  • ISBN-13: 978-4796675710
  • 発売日: 2010/1/14
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
「お客様は神様だ」という言葉があるがこれは世界では非常識だ。よくLouis Vuittonの本店はサービスが悪い、というが売り手が嫌いな客に対して売らない自由だってあるのだ。
 本書では水戸さんというクレーマーが登場する。始めはただの口うるさくて細かい人なのかな、と読み進めたが頁をめくるごとに事態はだんだんおぞましくなる。水戸氏の自宅では毎日のように多くの企業の「水戸」担当が訪れ、そこでは延々と(明け方までのことも度々)水戸氏の説教と企業側の説明(なんと毎月企業の業務に対して報告しないといけないらしい)が行われる、という。本書では著者は水戸氏に対して好意的だが、私は違う。水戸氏は金を貰わないからたかり屋や総会屋とは違うとしているが、各企業に自分担当をおかせ、担当者に一切ねぎらいもなく義務でもない報告を強要させ担当に異常なストレスを与えて平然とする姿勢は異常の一言(まだ総会屋の方が良心的)、正直読んで吐き気を催した。
 水戸氏は「世直し」のつもりでやっているようだが、一体何の権利があってするのか。客は神ではなく、何をやっても許されるものではない。商品に完璧を求めるのではなく、商品に足りないものがあったら使い方を工夫する、これが世界のスタンダードなのである。売り手に工夫を求めてユーザーはそれに胡坐をかき文句をたれるだけたれて一切努力しない。これは医療や教育では弊害が最近指摘されるが何もそれは医療や教育だけの問題ではないのだ。そんなに自身の意見を通したかったら筆頭株主になって企業を買えばいいのだ。水戸氏はその様に、自身の意見を通すべく努力をしているのか。意見をいうにもそれなりの資格がいるのだ。
 最近ベトナムの食品加工では、「日本人は切り身がきれくないだのなんだの文句だけはつけるくせに安く買いたたこうとする」と日本人との取引を非常に嫌がるという。日本のユーザーを満足させようとしていびつな進化を遂げた携帯電話は世界では一向に売れない。消費者がなんら使い方を工夫せず企業側に無限の努力を強いる姿勢はグローバルから大きく外れているし、消費者自身もひ弱になっていく。いびつな工夫は水戸氏の遺志に反しかえって世の中を長期的には悪くしている、と私は思う。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By コー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
この本に出てくるクレーマーは、今までのシリーズとは違い、ただ1人だけの人物の話しです。
「水戸誠」氏、仮名であるが、何か自分の生き方に新たな部分を考えさせてくれる感性のクレーマーだと解釈しました。
賛否両論あると思いますが、私はこの方に好意を感じました。関係した担当者や企業は自らの経営権利を剥奪されそうな勢いのクレームに防御の構えをするのは当たり前で、それ自体間違ったことだとは思いませんでしたが、それをも突破する理論を持って、追求した姿勢には学ぶところばかりです。また、クレームを毎日聞いている立場からすると、結果的にはその話しは、「処理」という段取りを踏んで終わるのが企業の仕事なのだと思いますが、本当の問題を解決していないままに、社会体裁を確保する為のこととしか思えない結果なのだと気づかされ、感動しました。
しかし、このクレームとも意見とも思えない話しに、今の厳しい時代でも生き残っている大手企業は、その時、紳士に受け止め立ち向かい、改善を行っていた裏話としてはとても重要で、まして、そのクレームを出し続けた「水戸氏」には敬服するばかりです。
今もそうですが、天下取りを美徳とする日本人の感性の結果、社長の傲慢で思わぬ大事故を招いていたりしている部分があるのではないかと思います。
まして、政治の世界は内閣総理大臣になればそれで上がり、といった、風潮はありませんか?
他にも担当役員の退職までの仕事の成果を企業のGOOLとして演出されていませんでしたか?
これらは、見えない話しだったり、口に出して説明しにくい部分のことかもしれません。
こういった部分を、この本では、解説している思います。
恐らく、このようなクレーマーを対策することは出来ません。何故かと言うとそれが、最も重要なその企業の姿勢を貫いているからです。これをかわすとなると、消費者を相手にしていない、傲慢企業と成り下がってしまうのでしょう。それほど、良い内容なのですが、ただ一ついうと、はたして、水戸氏がそこまで考えていたのかの証言が、いまひとつ踏み込んでいないのかなと思いました。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 仮面 VINE™ メンバー
形式:単行本
 どんな人でもよいところはあり、とことん付き合えばその人を好きになるだろうなあ。
ここまで徹底したクレーマーはそういないだろが、筆者がクレーマー水戸氏とかくも長きにわたり
付き合ったのは、日本経済が右肩上がりで成長していたというのが、一番の理由ではないだろうか
(本書にそんなことは全然触れられていないが)。

 いまの時代、一人のクレーマーとここまで付き合える余裕は大企業といえどもないだろう。
そういう意味で、実は本書は「昔はよかった」的な隠れたメッセージが見え隠れする。
逆に企業やサラリーマンが逆境を乗り越えていく姿に感動を覚えたい人には面白いだろう。
クレーマー水戸氏も十分に人間的魅力がある。

 それにしても、全労働者の3人に1人以上が非正社員ではない時代、こういうクレーマーは誕生しないだろう。
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