まず第1講では、交際費、寄付金、ゴルフ会員権などの身近な話題から、それぞれ損金に計上できるか否か、といった点を論じている。第2講では、「売上げはいつたつのですか?」と称して、売上計上基準や権利・債務確定主義、重要性の原則などを学ぶ。第1講~第2講までを読めば、税法の基本的な考え方を身につけることができるだろう。
第3講からは、いよいよ実務に関係の深い内容が中心となる。第3講では固定資産の評価損の税務、第4講では減価償却を中心に節税の3原則、第5~6講では課税所得や、法人税の計算方法について解説している。最終となる第7講では、税務戦略全般を論じており、会社分割や合併、子会社支援などにかかわる税法上の問題点を指摘している。
文庫版とはいえ、会社経営に必要な税務上の知識をコンパクトにまとめており、充実した内容となっている。税金について学びたい人の最初の1冊としてぜひおすすめしたい。(土井英司)
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特に減価償却の項は、本質をしっかりと理解させるようなフレーズで税法との付き合い方がよく分かるようになっている。しかし、他の項は、議論が細かい部分に入り過ぎの感は否めない。
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