経営論というよりは著者の人生論として、それなりにとても面白く読めた。
だが、社内(人事)や営業戦略においてどのような改革がなされたのかについては具体的記述が少なく、わたしが耳にする飲料業界内での話とかなり異なるのにとまどいを覚えた。
・07年度に新卒を7名採用、08年度に12名を内定とあるが、全社で3,40名という
規模の企業でこれをするということは、ほとんどのスタッフが入れ替わったということに
なるのではないか? 古参のベテラン社員たちの処遇が気になる。
・5年間で売り上げ3倍をもたらすには、かなり思い切った営業戦略(特に流通ルート)の
変革が必要なはずだが、「とにかくみんなで心を入れ替えて頑張りました」という精神論
しか伝わってこない。
・結論的には、会社経営での師匠(小山昇氏)に対する全面的翼賛論となっている。
読者としては、ホッピーに対する興味よりも小山氏の経営セミナーへの興味がわいてきた。