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社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリー
 
 

社員を大切にする会社 ―― 5万人と歩んだ企業変革のストーリー [単行本]

ヴィニート ナイアー , Vineet Nayar , 穂坂かほり
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「ネクスト・ドラッカー」トム・ピーターズ
「世界で最もモダンな経営」フォーチュン誌

就任4年で売上3倍、利益3倍、顧客5倍、離職率半減……
経済誌からビジネススクール、経営思想家、日本企業まで
世界中が注目するインド企業HCLテクノロジーズ総帥
自らが語る、「社員第一、顧客第二」経営の衝撃。

顧客に真の価値をもたらす社員を第一にすることで、
社員の創造性や情熱が引き出され、究極的には顧客が第一となる。
――ヴィニート・ナイアーが打ち出した「社員第一、顧客第二」
というシンプルなアイデアが、5万人を傍観者から変革者へと変えた!

「踊るCEO」「クモからヒトデへ」「組織ピラミッドの逆転」
……壁にぶつかるたびに自省し、挑戦し続けた4年間にわたる
企業再生の歩みを経営者自らが語った回想記。

原著 Employees First, Customers Second: Turning Conventional Management Upside Down

内容(「BOOK」データベースより)

顧客に真の価値をもたらす従業員を第一にすることで、従業員の創造性や情熱が引き出され、究極的には顧客が第一となる。著者が打ち出した「従業員第一、顧客第二」というシンプルなアイデアが、5万人を傍観者から変革者へと変えた!「踊るCEO」「クモからヒトデへ」「組織ピラミッドの逆転」…壁にぶつかるたびに自省し、挑戦し続けた4年間にわたる企業再生の歩みを経営者自らが語った回想記。

登録情報

  • 単行本: 224ページ
  • 出版社: 英治出版 (2012/2/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4862761259
  • ISBN-13: 978-4862761255
  • 発売日: 2012/2/23
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.7 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Yuta
はじめに本書を手に取る以前「対話」というコミュニケーション手法や「集合知」、U理論の中で述べられている思考法について関心があり何冊か関連書を読んでいた。
そういった本を読み進めて行く中で、よりこの実社会において、どのような活用が成されているのかを知りたく、1つの事例として興味があり今回本書を手に取ることとなった。

まず、個人的な感想としては、各段階がリズミカルにかつ薄い本のため端的に述べられており、臨場感を持って読み進める事ができた。しかし、必然的に各段階における専門性は深くは述べられておらずサッパリとした印象である。本書の中で様々な筆者自身に影響を与えた文献も述べられていたことから本書を幹としその分野について枝を伸ばす事もし易い構成となっていたが個人的には巻末にもそういった部分についての解説が欲しかった。また、本書が人々に受け入れがたい内容であることが理由と察するが、 冒頭部分の説明が長過ぎた。
そういったことを総合し☆4つとする。

恐らく本書を手に取る人の多くはCEOの立場に立つに人は少ないだろう。書店で立ち止まり、ふと表紙で気になり、ページをめくっては「自分には関係がない」と本を閉じてしまう人も多いだろう。もしくは社内に何らかの疑問を感じており、その解決方法を探る人物だろう。基本的にCEOの立場で語られた組織変革過程を綴った回想記であるが、本書で述べられている内容については、決してCEOの立場でなければ出来ない事ではないと考える。本書はそうした誰かに雇われている従業員にこそ読んで頂き、自身の頭で本書で述べられているようなボトムからトップへ作用していくための「考える旅」に出て欲しいと思う。

誰しも組織の中ではまず誰かの下で働き、その中で様々な組織内での課題を感じるだろう。しかし、本書では変革のために必要なことは管理職の人々を入れ替えるということや、その権限や地位を放棄しろというものではないことが分かる。それぞれがそれぞれの立場のまま、居るべき土壌をしっかりと認識し、これから向かう先を共有するというだけである。そのプロセスを経る障壁として肩書きや分野が存在するのであれば、 人の話を聞き、正直に自分の意見を述べるという「対話」という手法を用いてその敷居を下げ、同じ船の上でそれぞれの知を集めより前進して行こうというとてもシンプルなものである。

本書でCEOが行った事の多くは「環境を整えるということ」である。決してそこに自身を必要以上に介在させ、権力を振りかざすということはしない。
環境を整え、正直に自身のビジョンを説明し、従業員の疑問に耳を傾けつつ、共に組織を前進していくための同志であることを伝え続けることに努め、CEOという社内を一望できる視点から改革に付随して生じた諸問題に対し、一つ一つ対処していったに過ぎない。
本書でははっきりと明示されてはいないが、「会社という組織内でもっと従業員ひとりひとりが会社に対してどれだけ必要な存在かをまず知ってくれ。そしてその力をこの状況を変えるためにに貸してくれないか!」という叫びが終止聞こえてくる。

本書を読み終えた後「上司が変わらなければ組織は変わらない」いう言い訳をやめ、それぞれの職場領域内でゆるやかな組織変革を、社内で机を隣にしている人と共に、成し遂げて欲しいと思った。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
インドにおいてITサービス企業では大手5社に入る企業を舞台に、衰退していた企業を5年間で、再生し、躍進に満ちたものにした経験を、CEO自ら詳しく語ったものが、この本。

原題は『EMPLOYEES FIRST, CUSTOMERS SECOND』(従業員第一、顧客第二)。「顧客第一主義」を呪文のように唱える日本の企業には、なんと挑戦的で刺激的なタイトルか!

著者は、変革を最大限推進させるものは、「どのように(how)」に行うかのイノベーションであると言う。「どのように」の違いこそが、変革を推進させる最大のチャンスをもたらし、成長を加速させる。「どのように」の取り組みを「従業員第一、顧客第二」と呼んだ。

どんなサービス産業でも、真の価値(お金を生み出す場面)は、顧客と従業員との接触を通して行われる。企業が従業員第一にすれば、企業が顧客のために独自の価値を創造して、提供する方法に根本的な変化が生まれ、それが競合他社との差別化となる。情熱に満ちた従業員と説明責任を果たすマネジメント層が組み合わされば、市場に対して驚くべき価値が生まれる。つまり、企業が従業員を第一にすれば、究極的には顧客が第一になり、最大の恩恵にあずかると。これが、取り組みの名づけられた理由だ。

取り組みが、成果をあげるために、4つのステップを踏んでいく。「鏡を鏡」・「透明性による信頼」・「組織のピラミッドを逆さまにする」・「CEOの役割を変える」と題された項目で、それぞれ足元の現実を見つめ、できる限りの情報を開示して信頼関係を築き、管理職の職域を見直し、CEOの権限をも委譲するプロセスが語れていく。その結果、顧客数は5倍に増加。従業員の離職率は約50%低下。売上は4年間で3倍に増加。営業利益も3倍増加。
詳細(「どのように」)は、ぜひ、本書にあたってほしい。

著者は、人は自分のしていることに情熱と責任を感じるとき、会社を変革できるだけでなく、自分自身をも変革できるのだと、結論づける。希望に満ちた言葉だ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By EMI
最初「従業員第一、顧客第二」という文字を見たときには、あまりにも驚いてもう一度見返してしまいました。
それぐらい今言葉は衝撃でした。でもこの言葉に込められている思いや実現していく力や行動力がどれほど大変なのかという
ことがこの本を読んでわかりました。

少し前までのよかった時代に得た利益や成長率に固執して、そこから何も変わらない企業が多い中
『ブレーキをかける方法を探すのではなく、加速する方法を探す』
という文章がわかりやすい例えだなと思いました。そのほかの企業よりも抜きんでるためにはまず顧客目線になるよりも
従業員の意識改革が必要なのです。そのために鏡の中の自分に問いかけます。今の自分をしっかりと
見つめなおすために。それを従業員にも広めていきます。

そこからの企業の変革という道は、とても大変です。自分ひとりだけでなく
みんなを巻き込まなければいけない。すぐそこではない、先にある目標地点を定めてそれにみんなが向かっていく必要なのです。

この本は決して、経営者や会社の部署のリーダーの人だけが読むものではなく
企業の一員として働いている方皆さんに読んでもらいたい本です。
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