一般向けに分かりやすく、よく使われる社会調査の統計解析の初歩が解説されている。
内容は記述統計がメインだが、後半にt検定、カイ二乗検定、分散分析(ほんの少しだけ)がある。
記述統計部分、特にクロス集計表の見方や擬似相関の説明などは分かりやすい。
まったくの素人が最初のとっかかり読むには最適で、寝転がって1日で読めるが、実際に自分で調査をして分析しようとすればこの本だけでは不十分だと感じるだろう。
次は、岩井ほか『調査データ分析の基礎』、太郎丸『カテゴリカルデータ解析』あたりへ進めばよい。
なお、途中に息抜き用に会話がはさまれているが、かなり砕けた会話で、それなりに面白い。