主人公、八平に憑いている幽霊!?香月。
彼女が八平に憑いて以来、八平には1日2回のラブコメ現象が!
そんなラブコメ現象にもめげず、頑張って生きる八平の周りに新たな変態が現れたり、残念な転校生がやってきたりします。
という感じで、今回の物語は始まります。
こういうラブコメものの見所は、主人公の恋の行方が大抵ですが。
この作品は既に1巻の時点で、八平と香月は既に相思相愛です。
ただ、1つ違うのは八平と香月は触れ合うことが出来ないし、香月は八平以外には誰にも認識されないということです。
八平が香月を大切にすればするほど、周りからは見えない誰かに喋っている変な人、そしてなぜか発生する1日2回のラブコメ現象で完璧に変態扱い。
漫画やラノベの世界では、ラブコメ現象は羨ましく描かれていますが、確かに現実世界で見知らぬ人とラブコメ現象が発生してしまうのは確かに社会的に死んでしまうかもしれません。
それでも八平は香月のために、香月は八平のためにと一生懸命頑張る姿が今回の見所だと思います。
また、この作品の設定を真面目に描いたら、きっとシリアスで重い感じになると思いますが、そうならないのは八平の周りに居るぶっ飛んだぐらい変な人達ばかりだからなのでしょう。
今回、新たな登場人物が3人登場しますが、活躍は少なめでむしろ今まで登場した3人(霧子(義姉)、佳乃(同級生)、鈴音(生徒会長))が更に魅力!?溢れすぎるぐらい活躍していて、楽しく読めました。
八平の香月に対する一途な気持ちを貫き通して欲しいと願いつつ、次巻以降の展開が気になる所です。
八平のぐらっと心揺らいでしまう弱い部分と、何がなんでも頑張り続ける強い部分が垣間見えて、そういった人間らしい部分がもしかしたら、一番の魅力かもしれません。