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社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか
 
 

社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか [単行本]

ジョン オルコック , John Alcock , 長谷川 真理子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

社会生物学の目標と成果を分かりやすく紹介してスティーブン・グールドら批判者の誤解と曲解を正し、社会科学、人文科学との生産的な対話の道を拓く。

内容(「MARC」データベースより)

社会生物学の目標と成果を分かりやすく紹介し、スティーブン・グールドら批判者の誤解と曲解を正す。社会科学、人文科学との生産的な対話の道を拓く一冊。

登録情報

  • 単行本: 398ページ
  • 出版社: 新曜社 (2004/01)
  • ISBN-10: 4788508826
  • ISBN-13: 978-4788508828
  • 発売日: 2004/01
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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This spring morning I climbed to the top of Usery Mountain, which, happily for me, is only a twenty-minute walk up a steep hill in the Sonoran Desert of central Arizona. 最初のページを読む
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5つ星のうち 4.0 この1冊で、どういう学問かは大まかに理解できる, 2005/8/9
レビュー対象商品: 社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか (単行本)
社会生物学について、その起源、定義、研究範囲から、これまでの研究成果、一部の人の社会生物学に対する誤解までをまとめた本。この1冊で、この学問がどういうものかは大まかに理解できます。

特筆すべきは、サブタイトルにもあるように、その政治的立場から社会生物学を熱心に否定したがってる人たち(たとえばフェミニストが挙げられている)に向けての記述です。結論からいうと、フェミニストは、社会生物学を恐れる必要はまったくない、といえます。

「個体の持つ遺伝子が特定の形質の発達を決めているのであり、その個体が発達する環境は関係がない」(P.54)という「遺伝決定論」は、本書において「遺伝子だけが、生物個体の発達を完全に制御していることなどあり得ない」(P.54)とはっきりと否定されています。
(筆者は、社会生物学が「遺伝決定論」を正しいと証明している学問であるという誤解をとくために、まるまる1つの章を費やしています。)

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24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 論争の要約,行動生態のエピソード満載, 2004/1/26
By 
レビュー対象商品: 社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか (単行本)
楽しい行動生態学のエピソード満載で欧米の社会生物学論争についての要約(もちろん社会生物学者から見た論争ですけど)が楽しめます.

まず社会生物学(最近では行動生態学とされることが多い,進化心理学と合わせた学問領域の定義については本文中に詳しい)についての案内からよくある誤解について説明.そして社会生物学は遺伝子を探しているのではなく,いろいろな現象を適応から説明しようとしているものであることを力説.また強いバージョンの文化相対主義についての批判,そしてはっきりとぼろは出さないもののイデオロギーに染まっているとしか思えないグールドの主張も攻撃.(本書の出版はグールドの生前になされています)
全般的にはイデオロギーや政治的な正当性よりも科学的な事実解明の方が実際の問題解決に役立つと主張します.

うーん,どんなに説明してもコチコチの右派の遺伝子決定主義の還元論者だと片付けられることが多くて口惜しい思いをすることが多いんだろうな.グールドについて人間を特別視することをいつも風刺してきた本人が人間の本性については結局人間特別主義に陥っているとはなんと皮肉なことかという一節には思わずにんまりしてしまいました.

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 いまだにこのような本を書かなければならないとは, 2006/12/16
レビュー対象商品: 社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったか (単行本)
社会生物学論争が始まってから既に30年余が経過しています。

そもそもこの論争自体が、より深い洞察を得るための科学対科学の論争ではなく、
グールドやレウォンティンらをはじめとした社会生物学根絶論者たちが、
科学に思想・イデオロギーを持ち込んだ歪んだ論争であることが、
不毛な議論が延々と続いていることの原因であるということなのでしょう。

歪んだ論争の渦中においても、自然科学の原則を踏襲し、あくまでも科学的に研究を重ねてきていますから、
社会生物学(だけでなく脳科学・神経科学・遺伝学・進化理論などの関係自然科学をも含めて)の勝利は当然の帰結だと思います。

しかし、いまだにこのような本を書かなければならないということは、
まだまだ不毛な議論が続いていることの証だと思います。
人間を科学的に解明するという本来の目的に沿って、
関連諸科学ができるだけ早く統合されていくことを期待します。
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