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社会学の名著30 (ちくま新書)
 
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社会学の名著30 (ちくま新書) [新書]

竹内 洋
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「社会」をどうみるか?われわれもその一員でありながら、いやそうであればこそ、社会をとらえるのは実はとても難しい。社会学は、一見わかりやすそうで意外に手ごわい。ただし、良質な入門書、面白い解説書に導かれれば、見慣れたものの意味がめくるめく変容し、知的興奮を覚えるようになるはず。本書では、著者自身が面白く読んだ書30冊を厳選。社会学の虜になることうけあいの、最良のブックガイド。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

竹内 洋
1942年生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学教育学研究科博士課程退学。京都大学大学院教育学研究科教授を経て、関西大学文学部教授、京都大学名誉教授。京都大学博士。専攻は歴史社会学、教育社会学。エッセイ・書評・評論でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/04)
  • ISBN-10: 4480064192
  • ISBN-13: 978-4480064196
  • 発売日: 2008/04
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By これでいいのだ トップ500レビュアー
形式:新書
 著者の学歴社会論はかなり読んでいるし、「丸山真男論」にも感銘を受けた方だが、本書は、そうした先入主以上に内容のある、興味深い1冊だった。社会学が学問として成り立った19世紀以降の30冊のガイドブック、というスタイルながら、多少の濃淡はあるとはいえ、それぞれの「読み方」を分かりやすく、かつ肉声を交えつつ紹介。とくに面白く読めたのは、1、2、7、11、16、22、25、26、30の諸章で、「これは原典にあたるべし」という意欲をかきたてられた。望むらくは、さまざまな社会学論考の「解題」だけではなく、各論考を契機にした著者ご自身の「社会学説史」である。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 至高の豚 トップ1000レビュアー
形式:新書
著者の思い入れの深い、社会学の名著30冊を選び解説したもの。
古典はともかく、近代の作品には、私が名前さえ知らないものも多数ある。
著者は、好きなものだからこそ、その面白さを伝えることができるというスタンス。

各章は、その作品の書かれた歴史的位置づけ、当時の社会情勢、その本に関する著者の
身近な思い出話等から始まる。
そして全体の説明とともに、一冊につき、大体2ケ所の原文からの引用があり、その本の
もつ雰囲気を感じ取ることもできるようになっている。
全体に、やや砕けた書き方なため、通読も可能だが、気が向いたとき、興味を持った本だけを
選び出して解説を読むことも勿論可。

社会学は面白い学問であると思うが、社会学を代表する傑作とは何か、というとかなり
好き嫌いが別れ、他の学問ほど、評価が一致しないように思われる。

類書を数冊もち、その中で、自分の学問的好奇心を満たすであろう作品、あるいは推薦作
として複数出てきて興味をそそる作品等を読んで行くのも、一つの有力な方法。

良い解説書を持つことにより、良い本と出会う確率は格段にあがると思い、お勧めします。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書のユーザーとしての感想を書きます。

社会学徒になりたいわけでもなく、社会学をもって社会を分析したいという欲望もなく、さりとて完全に無視してしまうには勿体無いぐらいの面白さが社会学にはあることは知っているので、本書で多少社会学の世界を見渡してみようと思いました。

今さらながらウェーバーやデュルケームのアイディアは面白いと思いましたね。ジンメルが質ではなく量に徹底的にこだわった経緯も非常に面白い。こういう発想ってまさに社会学独特なんじゃないかなと思わせられます。でもジンメルの『社会学』は僕には難解で分厚すぎました。これを理解しようと思うほどに社会学に熱を入れるつもりはないので、本書の数ページ足らずの解説で当分満足しておこうと思います。

しかし筆者の望みどおり原典に足を進めることができた本も1冊あります。
中山茂の『歴史としての学問』です。この本の中で中山は、厳密な記述ではなく、大言壮語したい気持ちをぶつけてみようと思ったというようなことを書いています。ですから好みは分かれるかもしれませんが、僕としてはこんなに面白く読めた本はあまりないなぁという印象です。フツーの人間が読んで理解できる文章ですし。
知のあり方を歴史的に考察することを主眼としているので、自分の従事する知が一体何者なのかがわかるはずです。特に日々知を強制されている学生さんたちに読んでほしい。なぜ日々こんな勉強をさせられているのかが社会的・歴史的観点から理解できると思いますし、現代知の息苦しさを中和できるかもしれません。進路を考えるにも役立つんじゃないかな。理系と文系の学びがどう違うのかも理解できると思います。

上記一冊に出会えただけでも本書を購入した価値がありました。
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