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社会契約論/ジュネーヴ草稿 (光文社古典新訳文庫)
 
 
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社会契約論/ジュネーヴ草稿 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

ジャン=ジャック ルソー , Jean‐Jacques Rousseau , 中山 元
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 980 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ぼくたちはルソーの語る意味での主権者なのだろうか、それともルソーが嘲笑したように、選挙のあいだだけ自由になり、そのあとは唯々諾々として鎖につながれている奴隷のような国民なのだろうか」(訳者あとがき)。世界史を動かした歴史的著作の画期的新訳。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ルソー,ジャン=ジャック
1712‐1778。フランスの思想家。スイスのジュネーヴで時計職人の息子として生まれる。16歳でカトリックに改宗。家庭教師等をしながら各地を放浪し、大使秘書を経て、37歳で応募したアカデミーの懸賞論文『学問芸術論』が栄冠を獲得。意欲的な著作活動を始める。『人間不平等起源論』と『社会契約論』で人民に主権があると主張し、その思想はのちのフランス革命を導くこととなった

中山/元
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 575ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/9/9)
  • ISBN-10: 4334751679
  • ISBN-13: 978-4334751678
  • 発売日: 2008/9/9
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By E=mc2 VINE™ メンバー
形式:文庫
とても読みやすいので、細部の理解は別にして、全体の文脈を追うのに苦労することはあまりないと思います。マルクスを読んだときのような、ある種せり上がってくるようなゴツゴツした感動はないけれど、ここかしこに驚くようなことが書いてあって感心することしきりです。

例えば、学校の授業でも習った「一般意志」という、実はよく理解されていない概念が、「できるだけ個人の利益に基づいた異なる意見を数多くぶつけ合うことによって、最終的に共同体の一致した利益に到達する」ということを意味しているのにはびっくりしました。つまりルソーは、「意見や利害の多様性」を、国家運営の前提として積極的に評価しているのです。またルソーが、国家のサイズには上限があって、直接民主制を理想としていることも初めて知りました。

ルソーをはじめヨーロッパ近代の思想家たちが、国家のあるべき姿について執拗に考え抜いているのをみると、今日このような骨太の議論がなされていないことに、「彼らの時代から全く進歩していないんだなぁ!」と痛感せざるを得ません。現代人は、18世紀あたりに作られた国家・政治のモデルの上で踊っているだけのようです。
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32 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今読んでもみずみずしい古典 2008/9/14
By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
近代民主主義の基本原理を確立した書物。訳者の言うように、本書は、世界を「動かした」10冊の書物に含まれるだろう(p572)。たとえば冒頭の議論、戦勝国は敗戦国の国民を奴隷にする「権利」があると述べたグロティウスに反論して、暴力による支配は正当な権威とは無縁であり、「合意によるものだけが正当な権威を成立させる」(p27)というルソーの筆致は、今読んでもみずみずしい。55年にわたって読み継がれてきた旧訳(桑原武夫他訳、岩波文庫)も、読みやすい名訳であったが、新訳は、この半世紀間の理解の進展を踏まえている。一箇所比べてみよう。「[国の構成員は]個々には、主権に参加するものとしては「市民Citoyens」、国家の法律に服従するものとしては「臣民Sujets」と呼ばれる」(旧訳p31)。「構成員は、主権に参加する者としては市民(シトワヤン)と呼ばれ、国家の法律にしたがう者としては国民(シュジェ)と呼ばれる」(新訳p42)。「Sujet」という語は、もともとは王の「臣下」を意味するので、旧訳はすべて「臣民」」と訳しているが、ルソーにおいては、選挙で選ばれた代表による議会で制定された法律に従う人間だから、王に従う「臣民」よりは、国の法律に従う「国民」の方が適訳だろう。「ジュネーヴ草稿」と題された『社会契約論』初稿が、全訳収録されているのも嬉しい。フランスでは両方入っているのが普通だから。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 古典を読んでいる感がなかった 2010/4/19
形式:文庫
社会契約論はあまりにも有名で、岩波の文庫本を持っているのですが、新訳がでたというので読んで見ました。堅苦しい文体で書かれているのか思っていたのですが、小説を読むように流暢に読んでしまいました。冒頭に「人は自由なものとして生まれたのに、いたるところで鎖につながれている。」があったので、わくわくして読みだした。一般意志もどのように書かれているのかなと思いながら読んでいきましたが、一般意志は全体意志と違うという箇所に目に留まっただけで一般意志の定義の箇所は読み飛ばしてしまったようです。もう一度読まないといけない状態になってしまった。風土論、体制論、ローマ共和国の歴史なども目に留まりました。なんだか古典を読んだという感じがしませんでした。ルソーは最初の第一篇、第二篇に重点を置いているのかなという印象をうけました。
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