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社会主義化するアメリカ―米中「G2」時代の幕開け (宝島社新書 300)
 
 

社会主義化するアメリカ―米中「G2」時代の幕開け (宝島社新書 300) [新書]

春山 昇華
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』『サブプライム後に何が起きているのか』で計23万部のベストセラーとなった金融ストラテジストの新刊。100年に一度の不景気を招いた「アメリカ流資本主義」でガタガタになった米国経済を復活させるために、オバマはどんな戦略を選んだのか。またアメリカが中国に接近する理由とは?そして今後の世界経済はどうやって復活するのか、ということを解き明かします。その中で民主党政権になった日本がとるべき道筋について、政策および年金などの点からアプローチが加えられており、興味深い一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカと中国「G2」時代へ。台頭する中国、抗う米国。日本はどう立ち回るのか!?

登録情報

  • 新書: 205ページ
  • 出版社: 宝島社 (2009/10/10)
  • ISBN-10: 4796672893
  • ISBN-13: 978-4796672894
  • 発売日: 2009/10/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 213,574位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
著者の第三作目。あとがきにもあるとおり、本書は過去ニ作とは異なり、著作内容の分量の数倍に相当するバワーボイント資料から精査(著者はうわずみと表現)されたものだという。意図したものかどうかわからぬが、その結果物はかなり骨太の内容だ。ある種の物語を感じさせるが、恣意的だと感じられる方も中にはいらつしゃるだろう。著者のブログと併読しながらの読書をお勧めする次第である。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
一見、奇抜な主張がなされている。

・G7からG2の時代になる。世界経済は、アメリカと中国の2大大国体制になる。
・中国人が消費三昧すれば、世界はもう一度「好景気」に。
・若者が政治に無関心なのは、政治が若者に無関心だから。
・子供の権利を選挙に反映させるために、子を持つ親を1.5票というように割り増しにしましょう!

本のタイトルからして「社会主義化するアメリカ」とかなりユニークではある。

もし著者が評論家だったら、本が売れるように作為的に奇をてらった論調をしているのか?という気もしますが、この本の著者である春山さんは本の最後に紹介されている略歴にあるように現在も金融機関で運用業務に携わる現役バリバリのトップクラスのファンドマネージャ。。。

だからカンとか奇をてらった主張だけでなく、元来 その主張を第三者に納得させるための根拠が求められる立場にある。

この本にも、丁寧でわかりやすいグラフや図や新聞記事が随所に出てくる。それら事実ひとつひとつをパズルのように組み合わせ、そうして全体像をつくりあげてからご自身のユニークな説を論じられている。斬新な自説を主張するため無理やりデータでこじつけるのとは、真逆のやりかた。

客観的事実を毎日丁寧に収集する執着心には頭が下がります。
グラフや図を見るだけでも、この本を買う価値があります!
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
2007年から2009年まで驚嘆すべき的確な投資判断をネット上で披露した著者の新刊。金融関係者や投資家は是非ブログと併せて読みたい。殆どの読者が賛嘆おく能わざるという所感だろうと推測されるので、些か趣向を変えて書きたい。

社会主義化したアメリカは初めてではない。最も参考になるのは約30年前、ボルカー議長の時代だと考える。明確な戦略目標を持った時のアメリカの底力と集中力は凄まじいものがあり、的確な予測は困難だ。
なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物

幾通りかのシナリオを提示して分岐点の所在を浮かび上がらせる手法の方が有効だったのではないかと思う。著者の禁欲的なスタイル(明確な一つのシナリオを示す)は格好良いが、愚かな信奉者が過大な期待を寄せ、最悪のケースでは騙されたと叫び出すリスクがある。

ここ暫くはドルキャリーの時代となるので、個人的には大人口を抱える国が経済成長する時に必然的に需給がタイトになる資源関連に関する分析が読みたかった。著者がコモディティに弱気なためかもしれない。中国経済・金融市場が活況で資源価格が低迷すると云う想定は現実的なのだろうか。

いずれにせよ海外投資は既にして我々のマニフェスト・ディスティニーだ。老人天国と指摘された日本の将来の方が米国より心配である(北欧型経済から学ぶしか道はないのでは)。高齢層の憂国の志に期待するこの著者には恐縮ながら、私は捨身の新人・若手がいなければ大改革を断行できないと考える。幕末も、日清日露も、戦後も、日本では全てそうだったから。
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