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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数理社会学のリクルーティング・ブック,
By kurubushi "読書猿" (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 社会を“モデル”でみる―数理社会学への招待 (単行本)
最近、ますます元気な数理社会学会。これは学会HPでその構想が公開され、ながらく登場が待たれた、数理社会学のリクルーティング・ブックである。 数ページ完結で数多くのネタ(テーマ)がふられているのは、従来の入門書にはない「間口の広さ」をうちだそうという魂胆だろう。初学者向けの数学解説が必要なら、すでに「数理の発想(アイディア)でみる社会」があった。数学が勉強したいなら矢野健太郎ほか「社会科学者のための基礎数学」があった(確か新版が出ていたはずだ)。モデル作りなら「社会科学のためのモデル入門」があった(はやく再版してくれ)。なかったのは、ほとんどあらゆる人の興味を取り付き、数理社会学へとリクルートしてくるための、こんな本だったのだ。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
社会科学の間口の広さが楽しめます。,
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レビュー対象商品: 社会を“モデル”でみる―数理社会学への招待 (単行本)
○○社会学とつけば何でも社会学じゃんと、揶揄されることもある学問ではありますが、社会学の論法で、社会から課題を抽出し、それに対してモデル化を行い、ありとあらゆる課題を切ってまわります。「なぜ禁煙に失敗するのか」「なぜ好きなのにケンカするのか」「なぜカルト教団は極端な行動に走るのか」と様々な課題44に対してモデルを構築して、それに対しての解も提示していきます。 ゲーム理論あり、セルオートマトンあり、レヴィストロースあり、とにかくいろんな多様な方法で社会の「なぜ?」に対して応えていって、数理社会学と銘打ってはいますが、経済学や文化人類学も含めて、人文社会科学の間口の広さと楽しさに出会える本だと思います。 参考文献が人によってレベルが異なっていて、いきなり英語論文(原著にあたれってのはわかりますが)やら難し目のものが紹介されていますが、それぞれの分野の入門書(他にもウィークタイズの話のところでは玄田有史『仕事の中の曖昧な不安』に触れないのは不自然というか不親切な気もしました)も提示してほしかったと思います。(配慮が見られる人もそれなりにはいましたが)
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感度の高い若い人に出会って欲しい本。,
By コンタナトス (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 社会を“モデル”でみる―数理社会学への招待 (単行本)
社会をモデル化し、数学的ツールによって考察することを紹介している本。人生を生きていれば、必ずや遭遇する疑問に、「こういう考え方もありますよ」と数学という知識社会共通ツールを用いて取り組む事の面白さを教えてくれる。 既存の通念や規範に疑問を持ちがちな、感度の高い若い人が出会って欲しい本である。
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