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社会の喪失―現代日本をめぐる対話 (中公新書)
 
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社会の喪失―現代日本をめぐる対話 (中公新書) [新書]

市村 弘正 , 杉田 敦
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

高度成長、バブル経済を経るなかで、日本は貧困を駆逐し、「豊かな社会」を実現したかに見える。しかし一方で、さまざまな不安が日常を侵食し、〈成功〉という病が人々疲弊させるようになっている。本書は、現代日本のいくつかの断面を手がかりに、時代や社会のあり様について、根底から考え抜こうとした対話である。戦争をどう考えるか。いま私たちの社会から何が失われつつあるのか。危機のありかとその根深さを探る。

内容(「BOOK」データベースより)

高度成長、バブル経済を経るなかで、日本は貧困を駆逐し、「豊かな社会」を実現したかに見える。しかし一方で、さまざまな不安が日常を侵食し、“成功”という病が人々疲弊させるようになっている。本書は、現代日本のいくつかの断面を手がかりに、時代や社会のあり様について、根底から考え抜こうとした対話である。戦争をどう考えるか。いま私たちの社会から何が失われつつあるのか。危機のありかとその根深さを探る。

登録情報

  • 新書: 241ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2005/09)
  • ISBN-10: 4121018141
  • ISBN-13: 978-4121018144
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 16.8 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 475,604位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青ち
形式:新書
本書の構成は新書にしては少し変わっていて、市村氏が1991年に執筆した文章を断片化した上でテキストにし、市村氏と杉田氏との対話が章ごとにつくというスタイルになっている。テキストが題材とするのは水俣であったり国鉄であったり狭山事件であったりと、現在ではやや時代がかったものではある。だが、本書ではそうしたテキストの時代的枠組みを解き放し、現代日本の直面する諸問題をめぐって丁々発止の対話が進む。

対話形式にありがちな内輪の馴れ合いがほとんどないことに驚いた。むしろ、意見の齟齬があり、相手に対する遠慮のない批判がありと、読んでいてハラハラする場面もあちこちにある。市村氏が漏らしているように、この対話は市村・杉田両氏にとって「キツい」ものであったと想像する。一刀両断の結論は出されていないが(扱われている問題を考えれば、むしろ当然であろう)、両氏の思考を理解する手がかりにもなる有益な一冊である。

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形式:新書
本書は市村弘正氏(思想史)と杉田敦氏(政治理論)の著作となっているが、市村氏によるドキュメンタリー映画の批評に、二人の対談が解説として収録されたものである。その意味で、これは市村氏の著書と考えたほうが誤解は少ないようである。また批評の対象が社会問題のドキュメンタリー映画であるため、映画批評としてよりも、社会批評としての性格が強い。

ここで取り上げられているテーマは、薬害、公害、原子力発電所などである。特に原発の問題を論じた「'世界について」は、まさに「現代日本をめぐる対話」であり、少しも古びたところはない。市村氏は言う。「原発に話を戻せば、前にも技術の「不可逆性」ということもいいましたし、そういう側面があることは認めますが、巨大技術をどうあつかうか、というのはあくまで社会の側の問題だ、と思います」。

「無縁社会」という言葉が流行る以前に、本書で「社会の喪失」について論じられていたことを考え合わせると、市村氏の思考の深さと着眼の鋭さに脱帽せざるをえない。具体的な社会問題の批評を通じて、現代日本のあり方を考えさせる一冊である。
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11 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
市村が書いた10の映画評論をテキストに、二人がテーマごとに対話するという体裁。テーマと対話の内容がどんどんかけ離れていく上に、議論が進み自説がぶつかり合い白熱するにつれてテキストの存在などどうでもよくなってしまっている。内容もゴッリゴリの政治学的分析で敷衍性などまったくなし。壮大なテーマ設定に反して実際扱っているテーマがみみっちい。杉田敦の著作の中ではいちばんつまらない
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