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示談交渉人―交通事故の恐るべき舞台裏
 
 

示談交渉人―交通事故の恐るべき舞台裏 [文庫]

吉田 透
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商品の説明

内容紹介

示談交渉のテーブルにおいて、私は幾多の修羅場を味わってきた。 怒り狂う死亡事故の遺族、法外な賠償額を要求してくる物損事故の 被害者、保険に関する知識がまったくない保険会社の社員……示談 交渉はドラマの連続である。 (中略)実際に直面したあまたのエピソードの中でも、特に印象に 残ったものを集めたので、普段から車に乗る機会の多い方も、そう でない方も、興味深く読んでもらえるのではないかと思う。 それでは、交通事故の裏の裏まで、とくとご堪能あれ。(まえがきより)

著者について

1948年、徳島県生まれ。 26歳のとき損害損保代理店を開業。 図らずも、交通事故の示談代行を仕事の一環とすることとなる。 その豊富な示談交渉の経験から、交通事故の恐ろしさ、面白さを覚え、今日に至る。 著書に『交通事故 示談屋』(小社刊)がある

登録情報

  • 文庫: 192ページ
  • 出版社: 彩図社 (2008/8/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4883926524
  • ISBN-13: 978-4883926527
  • 発売日: 2008/8/28
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書は、損保代理店勤務である著者がかかわってきた、様々な交通事故と示談の事例を紹介したものです。
とはいえそんな固い内容でも文章でもなく、一話3ページ前後でお手軽に読めます。

車社会に生きる現代人にとっては、明日は我が身ともいうべき事件が目白押しで、読み始めるとなかなかやめられません。
プロの当たり屋紛いの被害者、頼りにならない保険会社社員、キムチ一つで暗礁に乗り上げかけた示談交渉、生き埋めにされた加害者、などなど。
「悪い加害者」「可哀想な被害者」という、簡単かつ安易な先入観を打ち壊してくれる、興味深い事件ばかりです。

ただ!
ものすっごく惜しいのが、お手軽に読める短編集のような構成ゆえに、物足りない部分が残ること。
例えば、事故を機に「仕事を辞めるから退職金代わりに1600万払え」とごねる被害者相手に調停にまでもつれこんだ時、戦いの様子が「だが、私は粘り勝った。」で終わってしまっている。

保険会社の社員が調停に一度も顔を出さなかった事など、調停前後の事には軽く触れているのだが、肝心のところ。
被害者やその弁護士との熱い攻防がすっぽり抜けている。
あっさりしすぎている。
そこが一番知りたい所なんだよ!頼むよ!

交通事故や保険選びに興味をもつきっかけとしては、お手軽で読みやすく良い本です。
次はもう一歩突っ込んで、示談交渉の熱い戦いの様子を教えてほしいです。
一般人では、なかなかその場に居合わせる事はできませんから。
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