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確率的発想法~数学を日常に活かす
 
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確率的発想法~数学を日常に活かす (単行本)

小島 寛之 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

確率の発想さえ身につければ、不確実な状況をうまくコントロールできる。ギャンブルや保険、資産運用など、日常に即しながら確率の基本的な計算方法を数字の苦手な人にもわかりやすく解説し、経済学や金融工学などが確率をいかに利用しているかを紹介。さらに、環境問題などのリスクに確率のテクニックを応用して対処する可能性をさぐる。社会生活に役立つ、異色の数学入門。


内容(「MARC」データベースより)

確率の発想さえ身につければ、不確実な状況をうまくコントロールできる。日常に即しながら確率の基本的な計算方法を、数学の苦手な人にもわかりやすく解説し、経済学や金融工学などが確率をいかに利用しているかを紹介する。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: NHK出版 (2004/2/29)
  • ISBN-10: 4140019913
  • ISBN-13: 978-4140019917
  • 発売日: 2004/2/29
  • 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 ロールズ的社会理論への新しいアプローチ, 2004/4/10
平凡な題名が惜しまれる知的刺激に満ちた本。確率や不確実性をめぐる最新のトピックが手際よく紹介されるが(もっとも、語り口の平明さにもかかわらず、本質的な点を把握するのは結構難解)、その最終目的はロールズ流の社会原理を確率論の観点から裏付けることにある。ロールズの社会理論を構成する「無知のヴェール」や「マクシミン原理(最も不遇な人が最も有利になるよう分配を行う)」は、これまで様々な批判に曝されてきたが、それを本書では最新の確率理論の観点から擁護しようとしている。「過去への責任」から分配の在り方を論じる終章は、今後論議を呼ぶだろう。ですます調と、各章冒頭に引用される歌詞の選択が、玉に瑕。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ジョン・ロールズへのオマージュ, 2007/10/2
 なんと刺激に満ちた面白い本でしょうか。確率論の本質を私たちの日常の現象と絡めて説明しているので、とてもイメージが掴み易い。7章以降はジョン・ロールズへのオマージュとして読みました。ロールズの思想を大変うまく説明しています。また、それに対するロバート・ノージックの思想にも言及しており、リバタリアニズムに関心のある人にも面白く読めます。さらに、株の期待値戦略や株価暴落のメカニズムにも触れており、相場関係者にも刺激的な本です。
 私たちの生き方そのものを問い掛ける本でもあり、このような廉価で面白い本はそうないと思います。確率論、正義論、リバタリアニズム、相場論、環境問題に関心のある人にはぜひお勧めします。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 社会選択論入門とでもすべき内容, 2009/1/11
By こーいち (京都市中京区) - レビューをすべて見る
タイトルと内容がまったく一致していないのが非常に残念.

前半に確かに様々な確率の考え方について述べており,数学に苦手意識を持つ人でも非常に面白く読める内容になっています.序盤で紹介される Bayse理論や大数の法則などは高校まででは習いませんが,平易に解説されており初学者でも理解しやすいでしょう.また,リスクに対する考え方も卑近な例を用いて説明されており,金融の考え方の一端に触れることができます.特にリスク論に関しては,自動車社会の外部不経済の評価についての紹介があり,大変,興味深い内容でした.

しかし,後半はいきなり社会学や社会選択についての話となります.つまり,どうすれば公正な社会を設計できるか,最適な所得分配法などについて述べられており,記述は平易ではあるものの専門的な内容となっています.僕は面白く読めましたが,少なくとも発想法や日常というレベルの話ではないため,本書のタイトルに惹かれて手を取った読者はがっかりするのではないでしょうか.

内容に沿ったタイトルとすると,おそらく『数理社会学入門』,『やさしい社会選択論』,『厚生経済学概論』などになると思います.このようなタイトルだと間違いなく売れないわけですが,もう少し工夫してもにいたかったと思います.

とはいえ,厚生経済学などに触れたことがない人は,本書の一読をおすすめします.最近の経済状況による派遣切りなどか問題となっていますが,低所得者への所得再分配の必要性が理論で説明されており,勉強になるでしょう.
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