確率に関することは興味があるので何冊か読みましたが、数学に弱い自分は、最初は理解出来ても、途中で話について行けなくなることが多くありました。例え理解出来ても、何度も何度も始めの方を読み返しながら読まなければならないので、後半くらいからは進捗の速度が落ち、本を読むのがつまらなくなります。結局途中からは、さらりと読み飛ばすような読み方になってしまいました。しかし、この本は非常に丁寧に解説されており、最後まで話についていくことが出来ました。確かに後半に進むにつれ、話は複雑になって行くのですが、筆者がそうした自分を見越したように、話を進めては、もう一度かみ砕いて解説するということを行っており、ほとんど自分で前の章に立ち戻って理解し直すなどの作業をせずにすみます。長い間、よく分からなかった確率の話が、これでようやく理解出来たように思います。他の本で理解出来なかった人は、是非本書を読まれることをお薦めします。