確率の世界をわかりやすく解説するムック本。08年4月号「ひとはなぜ
確率に弱いのか?」、08年8月号「世論調査の正しい知識」、09年8月号
「偶然の数学・確率」、09年10月号「選挙を数学的に考えてみよう!」
の記事を纏めた内容です。
最初は、高校数学で習った確率の基礎的なお話。順列と組み合わせ等々
が簡潔に解説されます。その後は、ギャンブル、視聴率や天気予報の確
率、投票のパラドックス、乱数やランダムウォークの話が並びます。
「クラスに同じ誕生日の人がいる確率(50人クラスで97%!)」、「DNA
鑑定を間違う確率(DNA鑑定が偶然一致するのは1億分の1だが、鑑定を行
う研究所が人為的なミスにより鑑定結果を間違える確率=100分の1)」、
「世論調査の抽出方法による標本の偏り」など、なるほどいう話もいく
つかあります。
絵が多く(必ずしも必須の表やグラフではない)読みやすい本ですが、読
むのに30分でこの価格はかなり割高。電車の中で読む雑誌という感覚で買う
べき本です。