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碧梧桐俳句集 (岩波文庫)
 
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碧梧桐俳句集 (岩波文庫) [文庫]

河東 碧梧桐 , 栗田 靖
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商品の説明

内容紹介

河東碧梧桐(1873-1937)は、高浜虚子と共に子規門の双璧と目された近代俳句の巨人。子規没後の明治俳壇は、碧梧桐による新傾向俳句が、全国を風靡した。初期から晩年までの厖大な全句から、俳句の革新を追及して多種多様に変化したその俳風を伝える秀句二千句を精選、多彩絢爛なる碧梧桐の全貌を伝える。併せて俳論三篇を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

河東碧梧桐(1873‐1937)は、高浜虚子と共に子規門下の双璧と目された近代俳句の巨匠。子規没後の明治俳壇は、碧梧桐による新傾向俳句が、全国を席捲・風靡した。俳句の革新とその可能性を追究して、多種多様に変化した初期から晩年までの全俳句から秀句二千句を精選して、多彩絢爛な碧梧桐俳句の全貌を伝える。併せて俳論三篇を収録。

登録情報

  • 文庫: 448ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/10/15)
  • ISBN-10: 4003116623
  • ISBN-13: 978-4003116623
  • 発売日: 2011/10/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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 碧梧桐に関しては、これまでアンソロジーなどで黙殺されたり、自由律以前の作品だけが取り沙汰されたりすることがありその全貌が容易には見えにくい感があった。が、2011年刊のこの岩波文庫はさすがである。『新傾向句集』以降の句集と句誌をきちんと含め、全体から2000句を収録し、さらに俳論「新傾向大要」「無中心論」「二十年間の迷妄」を含む。この全貌が見えてこそ、旧友・虚子による昭和12年の碧梧桐追悼句「たとふれば独楽のはじける如くなり」の深い味わいが腑に落ちるというものである。

 以下余談。
 たまたま手許にある大須賀乙字選の『碧梧桐句集』(大正5年刊)の序文は、(前略)「四十三年以後になると、殆ど拾ふ可き句がない。俳人碧梧桐を再び見ることは出来ないと思ふ。信に惜しいことである。其故にこれは序文にして又弔文である」とまで書いている。が、この岩波文庫を読み進める中で、「思はずもヒヨコ生まれぬ冬薔薇」(明治39年)について、くだんの大須賀乙字が「俳句界の新傾向」の中で陰約法もしくは暗示法の句として例示して論じたことにより、その乙字説が新傾向運動をさらにすすめることになったことを知った。自ら新傾向に火をつけた乙字がやがて「これは序文にして又弔文である」と書くに至るわけである。あまりにも深い。
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