「碁は戦略」(牛窪義高先生)や「李昌鎬流2 形勢判断の急所」(李昌鎬先生)などで述べられているように、形勢判断は主観(模様や厚みの捉え方、打ち手の囲碁観)に左右され、また、プロ各自がそれぞれ一家言持っているようで、普遍的な方法はないのが現状のようです。
しかし、「会得は困難」と言われれば余計に会得したくなるのが人情でしょう。上記2著書にも各先生流の形勢判断法が詳説されていますが(オススメは「碁は戦略」)、そのベースとなる目数計算の方法は是非とも知っておく必要があります。
本書2・3章の合計約250型は主にヨセにおける計算方法ですが、これらの概算を頭に入れておくだけで中盤以降の形勢判断が驚くほど楽になります。
必ずしも本書でなければならない理由はありませんが、目数計算は自分なりに習得しておくことを強くお勧めします(すこぶる面倒なんですけどね)。