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硫黄島・あゝ江田島 (新潮文庫 草 142-1)
  

硫黄島・あゝ江田島 (新潮文庫 草 142-1) [文庫]

菊村 到
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登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 新潮社 (1966/02)
  • ISBN-10: 4101142017
  • ISBN-13: 978-4101142012
  • 発売日: 1966/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 戦争終わってもドラマがある島, 2005/6/18
By 
ミーミルの泉 (北海道) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 硫黄島・あゝ江田島 (新潮文庫 草 142-1) (文庫)
硫黄島、といえば何を思い出すでしょうか?大抵の人は、太平洋戦争終盤の激戦地、としてその名を記憶しているはずです。それ以外のことで硫黄島を知っている人って、多数派ではないはずです。
つまり、そういう硫黄島に埋めてある日記を取りに行きたいという男の謎を描いたのが、本書『硫黄島・あゝ江田島』の表題作『硫黄島』です。

作者菊村到はミステリーなどのエンターテインメント作品を多数発表して活躍した人ですね。
例えばミステリー小説内で殺人事件があったとします。まぁ、自殺でもいいのですが。それに対して探偵が色々調査をして、殺人や自殺の動機や背景を探っていきます。借金を抱えていた、痴情のもつれ、学生時代にいじめられた恨み……などといったものが出てきて、そこから意外な真犯人像が浮かび上がったりします。
理由は、そういう万人に納得できるものでなければなりません。「空が青かったから」殺したのではミステリー小説になりません。
でも現実の殺人や自殺はどうでしょう?社会的にはそういう単純な理由を付与して事件を解決させねばなりませんが、当事者の心境はそう単純ではないハズです。
日記を探しに硫黄島に行った彼は、何を思っていたのか。
単純な理由付けだけでは語り尽くせぬ作者の創作への想い、というのがそこに秘められている気がします。

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