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硫黄島の星条旗 (文春文庫)
 
 

硫黄島の星条旗 (文春文庫) [文庫]

ジェイムズ ブラッドリー , ロン パワーズ , James Bradley , Ron Powers , 島田 三蔵
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

硫黄島に米国旗を打ち立てた六人の米兵の人生
摺鉢山に翻る星条旗とそれを揚げる兵士達──戦争写真の傑作がとらえた六人の米兵の運命と日米の死闘を描いた全米大ベストセラー

内容(「BOOK」データベースより)

摺鉢山に星条旗を掲げる海兵隊員―「世界で最も美しい戦争写真」にその名を刻んだ6人の兵士は、その後どんな運命をたどったか。そのひとり・著者の父は終生、輝かしき過去を語らなかった。太平洋戦争の帰趨を決定づけた硫黄島をめぐる日米の血みどろの死闘とそれを戦った男たちの知られざる人生を描いた迫真のドキュメント。

登録情報

  • 文庫: 588ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4167651173
  • ISBN-13: 978-4167651176
  • 発売日: 2002/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
 「父親たちの星条旗」の鑑賞後、映画で描ききれない心情を感じ取りたくて、購読しました。 硫黄島の帰還兵の父が、生前硫黄島戦についてほとんど語ることがなかったため、さまざまな関係者の証言や資料に基づいた内容となっています。

 著者が日本で学んでいた経歴があるため、(日本兵の残酷さを表現する箇所はありますが)日本に対しての憎しみよりも、貧しい若者たちを戦場に駆り立て、帰還後も国債のキャンペーンに利用し、兵士たちの心の傷を省みなかったアメリカに対しての批判の方が強く感じられました。

 苦しみを胸に秘め、一市民として残りの人生を真面目に生きた父親への尊敬の念がこめられていると思います。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
クリント・イーストウッドの硫黄島での日米の戦いを描いた二部作を鑑賞する前に予備知識をと思い読んだ本だったが、読んで良かったと思いました。
何よりも、この戦いについて何も知らなかったという事実に気づいたことがことです。ミッドウェイ以降の戦いというのは、圧倒的な勢いでなだれ現象を起こしたと思っていました。しかし、硫黄島が日本の本来の領土であり、首都東京ののど元にあたる位置にありました。そのために、この時期にありながら、十分な準備をし、5ヶ月の篭城に耐えられる用意がされていたということです。結果、この日米の決戦は稀に見る激戦になりました。
そんな激戦の状況に対するアメリカ本土のいらいらを救ったのが、星条旗を掲げる1枚の写真でした。それが最初の星条旗の掲揚でなかったとしても、アメリカ人に対する安心感の根拠となったことは事実でしょう。
それに対する、生き残ったこの写真の海兵隊員が、その「名誉」を喜びとしなかった心の問題を、この本は見事に表現しています。ここにこそ、戦争の勝者、敗者に共通する感情があるような気がします。
ピューリツァー賞を受賞した1枚の写真を基に、戦争の悲惨さ、空しさを良く表現した作品だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:文庫
 硫黄島で星条旗を掲げる兵士たちの写真は、史上、最も有名な戦争写真のひとつだといえると思いますが、当時、戦費調達に行き詰まっていた米国政府は日本への上陸作戦(ダウンフォール作戦)に向けて資金の準備するために、生き残った国旗掲揚者を戦地から呼び戻し、戦時国債を売るための愛国的な宣伝活動に使ったというのは知りませんでした。《一九四〇年代のアメリカの民主主義の概念では、戦争の費用は通常の連邦政府の予算外のものだと考えられていた》《戦時国債は、この自発的資金供給の主要な方法で、本来市民による政府への融資だった》(p.434)というのは驚きでしたね。

 しかし、もちろんこの本が描きたかったのは、そうした今となってはあまり知られなくなった情報ではありません。愛する息子、恋人が戦地に送られるということは家族にとってどういうことなのか。その死をどうやって受け入れたのか、あるいは乗りこえられなかったのか。さらには、英雄となってComing Homeしても精神医学の助けを借りられなかった当時、家族たもちも毎晩、うなされ、叫び、すすりなく夫や息子をサポートしなければなりませんでした。そうしたサポートをどう家族が続けたのか、あるいはサポートしきれなかったのか。とにかく、そうしたことを描いた作品です。しかも、その物語を書いたのが硫黄島で星条旗を掲げた6人のうちの息子で、しかも日本に長年滞在して太平洋戦争の歴史を学んでいたというのですから、奇跡的な本だといえるかもしれません。
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投稿日: 2007/6/9 投稿者: ひつじ
著者の父親の生き様にかつての日本人を感じるのはなぜか・・・
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投稿日: 2006/11/23 投稿者: 白頭
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投稿日: 2005/11/16 投稿者: shinmiyanomoto
アメリカから見た硫黄島
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投稿日: 2005/11/9 投稿者: cannonball5150
変転する視点。
「旗の設置を行った六人のうち三人が戦死、残った三人のうち、堅気の生活を送り天寿を全うしたのは俺の父ちゃんだけ」。言ってしまえばそれだけです。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/6
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