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66 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
沖縄と並び、時代の犠牲となった悲劇の島,
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レビュー対象商品: 硫黄島からの手紙 期間限定版 [DVD] (DVD)
太平洋戦争において、今まで黙殺されてきた感のある硫黄島の戦い。日本本土侵攻への足場を固めるといった明確な目標があった米軍に対し、日本軍は大本営の命に従い、武器、弾薬、食料が尽きるなか、希望の無い絶望的な抵抗戦を続けなければいけなかった。高温多湿の洞窟のなか、日本兵の戦死者の多くが戦闘ではなく餓死や疫病の蔓延による病死といった事だけをとってみても、いかに硫黄島の戦いが想像を絶する地獄絵図だったかというのがよく分かる。 しかし、この「硫黄島からの手紙」ではそこまで凄惨な描写は控えている。実際はこんなものじゃなかったはずだと思う所もあるが、同じ日本人としてこれ以上リアルに描かれるのはつらい。イーストウッド監督もそうした配慮があって、あえて踏み込まなかったのかもしれない。 映画ファンとしてよりも日本人として、祖国の為に硫黄島で戦死された兵士の方々に光をあててくれたイーストウッド監督に対し、感謝の念に絶えない。同時に、アメリカ人の監督によって硫黄島の悲劇を伝えてもらった事実を、日本の映画界は重く受けとめて欲しいと思った。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
芸術の域に達したヒューマンドラマ!!,
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レビュー対象商品: 硫黄島からの手紙 期間限定版 [DVD] (DVD)
ミリオンダラーベイビーにしてもそうだが、イーストウッド作品は既に芸術の域にある。ハリウッド的な娯楽作品とは一線を画しており、芸術的な映画を多く生み出した旧ロシア映画にイーストウッドテイストを加味したような見事な仕上がりだ。硫黄島での闘いは熾烈を極め、生存者も少数だったことから明確な証言は残っていない。栗林中将やバロン西の最期を見た生存者はおらず、栗林中将は戦死とも、自決とも、または投降しようとして味方から殺害されたともいう。(私は自決だっとと思っているが・・)北硫黄島へ戦線を移した日本軍のことの描写もない。これは実際にあった戦争を舞台にした「人間個人の記憶」だと思っている。「硫黄島からの手紙」はドキュメンタリーでも作戦全体を忠実に描こうとした作品でもない。戦争映画を作ろうとして出来た映画ではないのだ。ここには強烈な反戦思想もなければ、押しつけ的な意味づけもない。ただ歴史に残るあの悲劇的な闘いの中で、生きた人間の心や想いをそのまま描いた人間ドラマである。観る人によって感じ方は様々だと思うが、それが優れた音楽や絵画のようで素晴らしい。「硫黄島の手紙」は最後の場面の一瞬で「父親たちの星条旗」と見事にリンクしている。最後の場面の感動を味わう為にも「父親達〜」を先に鑑賞することをお奨めする。
70 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本人にこんな映画を作ってほしかった,
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監督のクリント・イーストウッドは大戦をアメリカからだけでなく敵国であった日本の立場も非常によく理解していた。だからただの善悪をはっきり分けた英雄映画にも、反戦映画にも成り下がらず、戦場の凄惨さ、司令官、兵士達の心情を良く描ききっていた。この映画自体は非常に素晴らしいのだが、これを観終わった後、あるもどかしさが胸に沸き上がった。なぜ戦後60年もの間、アメリカ人より前に日本人がこのような映画を作ることがなかったのかと。(決してアメリカ人が作ったから悪いのではない。)当の日本人こそがかつての日本軍兵士達の心情に目を背けてきた結果ではないだろうか。殉じた国の子孫に十分に理解してもらえない時代に、かつての敵国によって理解され描かれるとは、と皮肉を感じざるを得ない。
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5つ星のうち 4.0
二宮くん いいねぇ
クリント・イーストウッド監督っていうのが、ちょっと不思議だった。 2万人もなくなった激戦の地。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/6 投稿者: aki
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