新しい視点というかヤマト民族から観た視点で世界史が書かれていて、目から鱗が落ちる記述も少なからずあり興味深かった。しかし、全部が全部同意出来るわけではなく、右翼的傾向がある記述もあったように思います。本全体を通して、マスコミが問題にした石原都知事の発言も理解出来るようになりました。「かくて歴史は始まる」(渡部昇一著・三笠書房)と内容が酷似してるところもありました。参考文献に載ってないので少し気になったのですが…『日本人の自然観は「生態系」を有史以前より認知していて、その文化は今度世界に継承されないといけない。』という内容にはすごく説得力ありました。日本人のアイデンティーを見つめ直すには、読む価値のある一冊だと思います。