進まない。
ちょっとは、進展もあったのですけれど−−本当に僅か。あれこれと伏線多数なのが原因かとも思いますが、思うにキャラが多過ぎなのも一因かなと。誰もがこの壮大なゲームの駒の1つ、故に対局の手数がとにかく多くなりがちでペースも自然遅めに……。
今巻では、とかくラスの保護者達がみんなしていきいきとしてましたかね。他にはチェリクの怖さが際立ったり、ラスの世界との(かつて描かれた)心中未遂がどうやら物語の肝だと示唆されたりとかこの辺が見所でしたか。−−もうちょい、多く書きたかったかなあファンとしては。アーゼンターラ関係についての描写も確かに読んだ筈なのに印象に残らないとか、ホントどうしたらいいものか……。
闇主の相変わらずの事態の俯瞰ぶり、色々と見抜いてますよぶりが個人的には一番読んでいて良かったですかね。ラスの本質、これについてもラストで活きてきそうな示唆がありましたし、さてここからどう物語が転がっていくか−−?前田先生はどうやら体調を崩したりもされていたようですが、どうかくれぐれも健康を維持していただき続きを一刻も早く書いていただきたいものです。