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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「歴史に偶然はない」には共感!,
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レビュー対象商品: 破天荒力──箱根に命を吹き込んだ「奇妙人」たち (単行本)
「箱根富士屋ホテル物語」が元本というレビューもあるが、富士屋ホテルについては、どちらも「富士屋ホテル八十年史」がネタ本、というのが正解。面白さという点では、この「八十年史」にあたると興味深い。どちらの本も、ここにある記述を追っていって、根拠となる資料に行き着いている。よくもまあ、こんな本を残したもんだと感心すること請け合いだ。富士屋ホテルの成功物語を追いたいのであれば「箱根富士屋ホテル物語」がおすすめ。著者はさすがに末裔(?)、という感じだ。物を書いてメシ食っているだけに、政治でメシ食っている人より文章がうまくても、これは当然というものだろう。 松沢さんの本は、富士屋ホテルの物語ではなく、箱根開発をめぐる男たちのドラマだ。福沢諭吉や二宮尊徳がこんなにも箱根の開発に深くかかわっていたということを「破天荒力」を読んで初めて知った。その土地、地域の歴史に学び、これからの自分たちの進むべき道を考えようという松沢さんの姿勢には共感。安易に「愛国心」だのといった言葉を使わない、一般人の目線、等身大の姿勢を維持している点は評価していいだろう。 この本で「地方の時代」を高らかにうたっているだけに、これから彼が具体的に何をするのか、それ次第で本書の評価も変わってゆくのだろう。本当は、そこの部分まで含めた上で書いてほしいのだが。
5つ星のうち 5.0
箱根と二宮尊徳の再発見,
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レビュー対象商品: 破天荒力──箱根に命を吹き込んだ「奇妙人」たち (単行本)
二宮尊徳の弟子が、福住正兄で、現在も営業している箱根湯本の福住旅館の10代目ということは、かなり昔から知れ渡っていました。この本は、ある意味で、松沢知事が、箱根の歴史の再発見をしたものです。福住旅館の現在の大おかみの話を聞くとさらにいろいろなことがわかります。私は、この本の次は、福住正兄 の師匠である、二宮尊徳にたどり着くと思います。また、福住の名著、”尊徳翁夜話”が岩波文庫から消えてずいぶんになります。この本が、一番の種本と思います。神奈川県立吉田島農林高校のスローガンが、至誠勤労 の尊徳の思想そのものです。松沢知事もここからヒントを得ていると思います。 まさに、この本は箱根の歴史の再発見、見逃せない本です。また、行間から書き手の熱意も伝わり、単に政治化の書いたものでない本と位置ずけられます。 大いにお勧めです。
9 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
奇妙人たちの志!,
By ヒデ (神奈川県相模原市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 破天荒力──箱根に命を吹き込んだ「奇妙人」たち (単行本)
松沢成文氏(現 神奈川県知事)が箱根を舞台とした「奇妙人」たちの偉業を紹介。江戸末期から明治・大正時代に様々な困難や悲劇に見舞われながらも、国や地域の将来をしっかりと見据えて、 初志貫徹・不撓不屈の精神で箱根の開発に挑み続ける登場人物たちの「破天荒な姿」に強く心を打たれました。 実際に本書を読み進めてみると、登場人物ごとに章立てされており読み易く、様々な写真や資料が挿入されており、想像を掻き立てられながら最後まで一気に読めてしまいます。 個人的に箱根は好きですがあまり詳しくはなかったので、本書の登場人物たちの高く強い志を感じながら、また箱根を訪れたいと思いました。 現職県知事の本という事であまりこのような類の本を読む機会がなかったので、個人的には非常に面白かったです。
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