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砲煙の巨竜 (ジョイ・ノベルス)
 
 

砲煙の巨竜 (ジョイ・ノベルス) [新書]

内田 弘樹
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

1942年、ガダルカナル島沖の「鉄底海峡」。そこには2隻の超大型重巡洋艦「剣」「黒姫」がいた。巡洋艦を主力としたアメリカ海軍との夜戦を、2隻は絶妙のコンビネーションで戦い、敵巡洋艦を叩きのめしていく。その圧倒的な強さ、恐るべき光景に、米軍将兵は彼らを「巨竜」と呼んだ。そして翌年の第4次ソロモン海戦に、「剣」「黒姫」は「大和」とともに出撃し、米海軍の新鋭戦艦「ワシントン」と「サウスダコタ」を相手に、ガ島「最終決戦」に突入する……。

内容(「BOOK」データベースより)

第四次ソロモン海戦、山本五十六大将は乾坤一擲、大和、剣、黒姫を出撃させる。超重巡洋艦 剣、黒姫ガ島沖で熾烈な初陣へ。日米両海軍の新鋭戦艦がガ島「最終決戦」に突入。書下ろし長編戦記ロマン。

登録情報

  • 新書: 252ページ
  • 出版社: 有楽出版社 (2008/12/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4408605301
  • ISBN-13: 978-4408605302
  • 発売日: 2008/12/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 532,437位 (本のベストセラーを見る)
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By dohkura VINE™ メンバー
形式:新書
 この巨竜とタイトルにつくシリーズは、それぞれ艦船が主役であり、戦術面のIFを描いた独立した物語であるが、今回の主役は史実では計画のみに終わった金剛級代艦の一つ、超甲巡である。夜戦の支援と指揮のために計画された超甲巡だが、その使い勝手の良さと獰猛さがそれに相応しい皮肉屋で有能な指揮官を得て、ソロモンの夜を彩ることになる。
 巡洋艦を食いちぎり、新鋭戦艦にすら食い下がる超甲巡が、史実では比叡・霧島を失った海戦で見せる活躍は、まさに胸がすく思いがする。
 大和級のような重厚感がある戦闘とはまた違った鋭さを持つ超甲巡の戦いを著者ならではの筆致で描いている。
 電探と合理的な装甲配置、新型徹甲弾、それに高い発射速度を持つ主砲、それらを活用しきる指揮官の組み合わせは当に圧巻の一言に尽きる。
 また、同じような位置付けの艦艇の活躍を描いた横山信義氏の「巡洋戦艦浅間」シリーズや佐藤大輔氏の「目標、砲戦距離四万!」内の短編と読み比べてみるのも面白いと思われる。
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形式:新書
仮想戦記ものは如何に嘘をホントっぽく見せられるかが一つのポイントだと考えています。
この作者は、軍事(戦史、戦法、兵器、人物)全般に対する造形が深く、またサスペンスものにありがちな緻密な計算を読者に求めるでも無く熱いバトルをやらかしてくれるのが特徴で、割とお気に入りの作者なのですが、今回ちょっとテンポが悪く、さらに現場でのご都合主義が散見され、かなり嘘っぽくなってしまっています。
今回の主役となるのは、幻に終わった超甲巡でして、中途半端な活躍しかしなかったアメリカのアラスカ級からも分かるとおり、主役張るには元々ちょっと力不足なこともあったのかも知れません。
そのためか、戦いは全て夜戦となっており、戦艦通しの殴り合いという熱い展開はありません。
そして、元々力不足の艦にサウスダコタ級のような本物の戦艦と真っ向勝負をやらせたため、日本側がかなり幸運の女神に助けられておりますし、なにより、命中率が高すぎる。この辺りがご都合主義とした部分です。
また、戦いの合間にホントっぽく見せるため嘘の説明がいっぱい並ぶのは仮想戦記の宿命ですが、この部分のテンポが悪く、また戦いが始まるまでの情景描写があまりにも長く「早くやれ」と思いながら読んでました。

結局、この作者に対して個人的に魅力と感じているところがあまり出ておらず、あまり楽しんで読めませんでした。3巻まであるようですが、この作風で続けられるなら2巻以降はちょっと躊躇うかな?と思ったので星は3つとしました。
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