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最も参考になったカスタマーレビュー
60 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
暗くて苦しい少女達の青春。,
By あさ☆あさ (東京都) - レビューをすべて見る この文庫は最初富士見ミステリー文庫出だされたそうで、ゆるやかなロングセラーにより、新書になって再出版された。 私はこの本で初めて読んだので、これが挿絵付きのライトノベルで出版されていたというのは不思議な感じがした。万人向けではないかもしれない独特な雰囲気を持っていたから。 タイトルからしてそうだけど、言葉の使い方が絶妙で、この人の文章センスが好きだった。 そして物語は冒頭から、ラストがどうなるのかはっきり示されていた。 そう、読み始めた瞬間、残酷な結果を提示される。 でも、そうならないで欲しい。そんな気持ちで読み進められるほど、痛々しくて切なくて、そしてちょっぴり息苦しい物語。 実弾を求める少女。砂糖菓子の弾丸を撃ちまくる転校生。貴族の兄。 みんな生きるために、自分を守る膜を張っていた。それは誰かのために働くことであったし、嘘で身を守ることでもあったし、自分の世界に閉じこもることでもあった。 痛々しくたたきのめされながらも、現実は死んじゃった子と生き残った子の2種類しかいない。 儚さと無力さを見せつけられる様なお話でした。 良質なラノベは退屈な文学を上回るのだ、と証明している一冊だと思います。普段ラノベを読まない方にも、お薦めです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
子どものこころのリアリティ,
By りりあん "ぶるー" (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) (文庫)
中学生の娘に薦められて読みました。藻屑の皮膚の下にある痛み。 なぎさが実弾を欲しがる叫び。 貴族の兄から抜け出た薄もや。 ほんの少しだけ出てくる大人の現実。 桜庭さんの小説は初めて読みましたが、 惹かれて捉えられるというのでしょうか。 気がつけば世界に入り込んでいて切なかったです。
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
手にとりやすくなったのでしょうか,
By
レビュー対象商品: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) (文庫)
古くからのファンにしてみれば、今更なぜまた文庫で出すのか意味がわからない部分もあるような気がしますが、いわゆるラノベに手を出しにくいし、単行本を買うのはちょっと…という場合、『直木賞作家の過去の作品かー』というスタンスで読むにはちょうどよさげな気がします。改めて読んでみると、最近読んだ『ファミリーポートレイト』や、その他の作品の原点的な香りが、とても漂います。 そして、「…好きだなぁー」としみじみ思い返す感じでした。
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5つ星のうち 2.0
桜庭ワールドの原点
”私の男”から、”少女七竈と七人の可愛そうな大人”へ、そしてこの本。 という順番で読みました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: シャカリキけー助
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