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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
山田なぎさ&海野藻屑 ,
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レビュー対象商品: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2) (コミック)
上巻から読んでいて、どうなるんだろう〜と思ってこの下巻を読んだ。予想を遥かに裏切られる展開になっていて、最後はただただ哀しかった。しかしその結末にいたる過程、すなわち海野藻屑の本当の姿が少しずつ描かれていくことによって、どんどん引き込まれてしまった。 後味は正直悪かった。しかし、読んで後悔はしていない作品。こんなにもグサリと来る作品を読んだのは久しぶりだったからだ。 原作も読みたい。
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
桜と杉、異色のコラボ,
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レビュー対象商品: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2) (コミック)
直木賞受賞作家、桜庭一樹さんの名が広く伝わり始めるきっかけとなった同名小説を漫画化したもの。小説版はそれまでライトノベル専門であった桜庭さんが、いずれ一般文芸へと飛び出すだろうと多くの人に予感させたであろう一作。 今回はそれだけの注目作が漫画されました。 この種のメディア展開には当然ついて回る不安というものがありますが、本作に関しては作画に杉基イクラさんの名前を確認した時点で懸念払拭。 期待の高い作品だったわけで…。 で、実際蓋を開けてみてどうか。 結論から言えば期待通りの出来です。 原作に思い入れのある人にも薦められます。 その逆に、原作を読んだことがない方には間口の広いこの漫画を機に、是非小説にも触れて欲しいですね。 単行本の方はどうだか分かりませんが、文庫で200頁程度と文章量はかなり少なめな作品ですから簡単に読めると思います。 と、真っ先に推奨コメントばかりしてしまいましたが、肝心の作品はというと…。 実際のところ読後感の悪さには定評があります(笑)。 最悪だ!というものでもありませんが、良いか悪いかでざっくり分ければ後者。 どうしてもしこりのある読後感になるのは否めませんけれど、それ故にとても正直な作品であり、それが良さでもあると思います。 また、ミステリー作品のような緻密さを兼ね備えているのも魅力のひとつ。 上巻の至るところに主人公のひとり─海野藻屑─のすべてを知る鍵が散りばめられています。 そのため、初見と二度目以降ではまったく別の作品に見える面白さがあります。 胸の内の深いところを抉りこんできますが、ぜひこの物語と向き合って欲しいです。 ちなみに作画は冒頭の通りなので、文句なし。 視覚でしか得られない衝撃も漫画ならでは。 技術も表現もベストといえるものでもって原作世界を表現されているかと思います。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
泣けてくる・・・。,
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レビュー対象商品: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2) (コミック)
原作を知らぬままにコミカライズ作品から読んだのですが、上巻で散りばめられた伏線を次々に回収していく様は圧巻。 初見では何気なく流していた台詞や仕草にこうも深い意味が込められていたのかと思うと、 改めて第1話に立ち戻って読み返すことの繰り返し。 なぎさと藻屑の二人が持つ苦しみは違った種類のモノではあるのだが、それを乗り越える 為に13歳の彼女達が放つ鉄砲の弾丸が余りにもか弱くて・・・・・・。 深いテーマと残酷すぎる結末に胸が締め付けられる思いで一杯になりますが、これ程まで に心に響く作品はなかなかお目にかかれないのではないでしょうか。 そして杉基イクラさんの描く少女達の黒い瞳と哀しい笑顔が、この作品をより一層引き立 てている事は間違いないでしょう。 「聞こえるほうの耳を、いつもあたしに向けていたんだ」というモノローグを背景にした海野 藻屑の1コマ・・・。 このページを開くたびに鳥肌が立ち、涙がこぼれそうになるのはきっと私だけでは無い筈。 何度でも繰り返し読みたいと思える、そんな一冊でした。
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