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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
 
 

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet [単行本]

桜庭 一樹
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

桜庭一樹の原点、青春暗黒ミステリーが単行本化!
どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。リアリストの山田なぎさと不思議系転校生の海野藻屑。すべては生きるために、生き残っていくために。

内容(「BOOK」データベースより)

子供はみんな兵士で、この世は生き残りゲームで。砂糖菓子の弾丸で世界と戦おうとした少女たち…。稀世の物語作家・桜庭一樹の原点となる青春暗黒小説。

登録情報

  • 単行本: 208ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2007/03)
  • ISBN-10: 4829176342
  • ISBN-13: 978-4829176344
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (48件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 410,741位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
海辺の町に生きる、どこにでもいるけど少し不幸な女子中学生・山田なぎさは、自分を人魚だと名乗る転校生・海野藻屑により、いままでの生活が狂わされた。家族のため、兄のために、生きるための実弾を欲しがっていたなぎさと、砂糖菓子の弾丸を撃ちまくる藻屑の奇妙な友情を描く青春暗黒物語。

この文庫は最初富士見ミステリー文庫出だされたそうで、ゆるやかなロングセラーにより、新書になって再出版された。

私はこの本で初めて読んだので、これが挿絵付きのライトノベルで出版されていたというのは不思議な感じがした。万人向けではないかもしれない独特な雰囲気を持っていたから。

タイトルからしてそうだけど、言葉の使い方が絶妙で、この人の文章センスが好きだった。

そして物語は冒頭から、ラストがどうなるのかはっきり示されていた。

そう、読み始めた瞬間、残酷な結果を提示される。

でも、そうならないで欲しい。そんな気持ちで読み進められるほど、痛々しくて切なくて、そしてちょっぴり息苦しい物語。

実弾を求める少女。砂糖菓子の弾丸を撃ちまくる転校生。貴族の兄。

みんな生きるために、自分を守る膜を張っていた。それは誰かのために働くことであったし、嘘で身を守ることでもあったし、自分の世界に閉じこもることでもあった。

痛々しくたたきのめされながらも、現実は死んじゃった子と生き残った子の2種類しかいない。

儚さと無力さを見せつけられる様なお話でした。

良質なラノベは退屈な文学を上回るのだ、と証明している一冊だと思います。普段ラノベを読まない方にも、お薦めです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
確かに最初の数ページのあまりの砕け具合に、ラノベってどれもこんな感じなのか?と思った。けど、後半から一気に加速する。読むのを止められなかった。つまらない小説なら、読むのも苦痛になる。自分がどれほど物を知っているか、知識の無駄なお披露目としてやたら文章を難しくする作品には嫌悪感がする。この小説は、その点とても読みやすかった。いちいち無駄にエゴに知識を垂れ流さなくてもこんなに素晴らしい物語は本当に才能のある作家さんには書けるのだと改めて感じた。 思春期に感じた、無力感や明日への恐怖や未来に対してのあるのかないのかわからない僅かな希望にもすがる気持ちや、そんな若い青い感情がよみがえった。そんな時代もあったなと、苦しくてもがいて、何も掴めなかった不器用なあの頃より、私はずいぶん大人になったんだなと涙がこぼれた。 確かにこれはハッピーエンドではないかもしれないけれど、救いがないわけでもない。文庫本にリニューアルされ、気になってはいるけれどラノベだからと読むのに今ひとつ抵抗なんかがある人は、読んで後悔はしないと思います…。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
中学生の娘に薦められて読みました。

藻屑の皮膚の下にある痛み。
なぎさが実弾を欲しがる叫び。
貴族の兄から抜け出た薄もや。
ほんの少しだけ出てくる大人の現実。

桜庭さんの小説は初めて読みましたが、
惹かれて捉えられるというのでしょうか。
気がつけば世界に入り込んでいて切なかったです。
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甘くない、むしろ苦い
まだ幼い少女たちがだんだんと成長していくうちに
いろいろなことを学んでいく

砂糖菓子の弾丸しか撃てなかった少女... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 嘆きのマーメイドさん
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