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砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)
 
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砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) [新書]

川北 稔
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く.大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読!

内容(「BOOK」データベースより)

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖。この、甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて、近代史の流れをダイナミックに描く。大航海時代、植民地、プランテーション、奴隷制度、三角貿易、産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって、いきいきと動き出すかのよう。世界史Aを学ぶ人は必読。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1996/7/22)
  • ISBN-10: 4005002765
  • ISBN-13: 978-4005002764
  • 発売日: 1996/7/22
  • 商品の寸法: 17 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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57 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 砂糖が回す世界史の舞台, 2004/1/13
レビュー対象商品: 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) (新書)
 砂糖を通して世界史を語る試み。
 なかなか切れ味が良く、大航海時代以来の500年ばかりを、さっと概観できている。とりわけイギリスの歴史を相当叙述できているのは感心してしまう。

 地球の端と端からもたらされた中国のお茶とカリブ海の砂糖とが、上流階級の流行になる。そうした世界の文物を手に入れられるイギリスの立場、貴族を真似たがる国民性が語られる。

 さらに砂糖入り飲料を飲ませるコーヒーハウスからは、王立協会の科学革命が生まれ、新聞が発展し、ロイズなど保険業が育ち、南海会社のバブルがはじけ、政党までが体を成すに至る。まことに砂糖は17-18世紀のイギリスを舞台の下で回していた影の主役であったらしい。

 植民地としてのカリブ諸島、利益のあがる商品としての砂糖、この二つの重要性は、思ったよりも重視しないといかんなーと改めて感じた。

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38 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ジュニア版に限定するには惜しい名著, 2006/9/17
レビュー対象商品: 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) (新書)
 紅茶に砂糖を入れるという習慣が、世界の富を集めえたイギリスの富裕階級だからこそ可能だった「破天荒なこと」だということをこの本で知った.その砂糖は、カリブ海の植民地に設けられた広大なプランテーションで、アフリカからだまされて奴隷船にぎゅう詰めにされて運ばれてきた数十万人の若者たちの労苦と犠牲の上に生産されたものであることも.イギリスから独立した米国では紅茶に代わって中南米でとれるコーヒーが広まったこと、それが今のコカコーラにまでつながっていることや、チョコレートが万能薬と考えられ、カトリックの枢機卿が断食の最中でも飲んでよいと許可したことなども興味深い.
 題名のとおり世界の歴史に砂糖という嗜好品がこんなにも影響を及ぼしたのかと驚く.ジュニア新書の1冊だが、視点が広く、文章は分かりやすく、大人が読んでもとても面白い.あえて注文をつければ、砂糖キビ由来の砂糖の話が中心で、テンサイ(ビート)からとる砂糖の発展の歴史にほとんどふれていないのが残念.
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史のダイナミズムを味わえる, 2009/11/19
レビュー対象商品: 砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書) (新書)
歴史が嫌いになる大きな原因の1つが
1つひとつの出来事が連鎖して歴史を織りなしている、
ということが実感できないからであると思う

かくいう私もハズレの歴史教師にばかりあたり
歴史は年号を覚えることだという認識で大人になった
これでは面白いはずがない

しかしこの本は教科書で見かけた出来事が
見事な一幅の絵巻物のように織り込まれていて
なるほどなるほど、とするすると読めてしまう

ジュニア新書なので、文章も非常にやわらかく
読む者をこばまない丁寧な語り口で
歴史初心者には敷居が低くてよい

歴史の面白さを知る1冊
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