アラブの国オマーンに、学校を創った日本人女性。彼女の学校から、世界一の学生が誕生した。オマーンに生きる彼女の波瀾万丈の人生から、多くのことを学びました。
著書スワーダ・アル・ムダファーラさんが、どのような人生を歩んでこられたのか、元日本人女性・森田美保子さんの半生が述べられています。
この本を読んでいると、彼女の教育者というイメージよりも、実業家としてのビジネス書のようにも思われます。
だから、教育という立場だけで読まれると、戸惑いを感じられるかも知れません。
スワーダさんの、「ビジネスはアイデアを売るもの」という短い言葉の中に、その本質を見抜いた一言は、とても貴重です。
彼女が、オマーンに学校を創るまでの情熱から、多くのことが学ばれると思います。
彼女の四度の結婚、イスラムの文化、宗派の歴史「スンニ派とシーア派」、一夫多妻制度など、異国の世界で生きる彼女の半生です。
スワーダさんを知ったのは、2010年3月15日にNHKラジオ第1「ラジオビタミン」のゲストに出演された「オマーンの文化と日本観」(再放送)を聴いて、とても魅力的なお話だったので、この本を読みたいと思いました。
学校には、「知育と体育の両輪が必要と言われます」が、彼女から「ビジネス感覚と情熱、そして愛情」が伝わってきました。