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第22回(1986年) 谷崎潤一郎賞受賞
出版社/著者からの内容紹介
海沿いの砂丘のある町にやってきたルポライターの男が、少年に誘われ迷い込んでゆく奇妙な町の夜と昼の光景。超能力を持つ少年と盲目のその姉。女装する美しい若者。夜の闇に異常発生する正体不明の無数の小動物キンチ。刻々に変化して砂防林にも拘らず死滅へと向かう砂丘。現代人の意識の変容を砂丘の物質のイメージに托しつつ未来宇宙への甦りを象徴させる。第22回谷崎潤一郎賞。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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内容(「BOOK」データベースより)
日本海側の小さな町はずれにある砂丘。防砂林でかこまれた砂丘は、砂の流れをせきとめられ、少しずつ死にかけている。その砂丘の奥深いところで静かに進行している砂の動き、砂の意識…。そして、砂丘が発信する何かを感じとる人たち。盆栽を作る少年、盲目のその姉、美しい女装の男など。宇宙の新しい意識への夢想、自然と人間の意識の関係を戦慄的に描く長編。谷崎潤一郎賞受賞作。