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砂の女 特別版 [DVD]
 
 

砂の女 特別版 [DVD] (1964)

岡田英次, 岸田今日子, 勅使河原宏 DVD
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 4,935
価格: ¥ 4,506 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 出演: 岡田英次, 岸田今日子
  • 監督: 勅使河原宏
  • 形式: Black & White, Dolby, Widescreen
  • 言語 日本語
  • 字幕: 英語
  • リージョンコード: リージョンフリー(全世界共通) (DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: パイオニアLDC
  • DVD発売日: 2002/04/14
  • 時間: 147 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000060NCX
  • EAN: 4988126201036
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 19,613位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

Amazonレビュー

   砂丘地帯に昆虫採集にやってきた高校教師(岡田英次)は、その砂の穴の中で暮らす後家(岸田今日子)の家に一夜の宿を借りる。しかし、次々とこぼれ落ちる砂をかきだしているうちに、教師はその穴の中から脱出できなくなっていることに気づき、もがき、そしていつしか後家と情欲で結ばれ、その穴の中に同化していく…。
   読売文学賞を受賞した安部公房の観念的小説を原作に、勅使河原宏監督が前衛タッチで手掛けたシュールな人間ドラマの傑作。そこには、文明の囚われ人となった人間への痛烈な風刺が込められている。文字どおり“砂の女”を熱演する名優・岸田の代表作の1本でもある。カンヌ国際映画祭審査員特別賞やキネマ旬報ベスト・テン第1位など国の内外でも高い評価を受けている。(的田也寸志)

内容(「Oricon」データベースより)

カンヌ国際映画祭、ブルー・リボン賞ほか、数多くの賞を獲得した勅使河原宏監督の「砂の女」の、日本公開版とインターナショナル版の2種を収録した特別版がついにDVDで登場。フォトギャラリーなどの映像特典付き。

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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のじり トップ1000レビュアー
形式:DVD
理由もなく、蟻地獄に落ちた‘男’。 その男を砂の中で絡めとる‘女’。 二人の物語。 内実は密室劇。 奇妙で怖ろしい村人達が何度か現れるものの全編ほぼ二人だけに近い。 観客はそこで‘男’の視点で蟻地獄を体験していく。 自由を失い、戸惑い、怒り、怯え、やがて次第に‘砂’に取り込まれる…。 ‘男’はやがて、自由への機会を得る。 だが、いざそれを得ると、あれほど渇望していた自由なのに、その機会を行使しない…。 

本作は二つのバージョンがあるという。 現在は、監督自身が編集した124分版が公式バージョンとされている(昔ビデオで観たのはこの版なのだろう)。 今回DVDで、劇場‘初’公開時のロングバージョン(147分)を初めて観ることができた。 147分版で124分版に存在しないシーンは、冒頭の村人との会話や、砂の家の様子、逃走中の外の風景の追加、逃走失敗についての二人のリアクション、などである。 二つの版を比べてもテイストは変わらないが、147分版はよりディテールが増しストーリーの流れが自然になった感じになる。 ただ、124分版のほうがテンポがよいことも確か。 
どちらでも、怖ろしいファンタジーとして迫ってくるだろう。

本作はファンタジーだ。 ある種の恐怖映画かもしれない。 そして、寓話と捉えることも容易。 粗筋を読めばリアリティなどない物語とわかる。 が、このあり得ない‘砂’のファンタジーは驚くほどの説得力をもって観客に迫ってくる。
多くの素晴らしい要素がある。‘男’役の岡田英次の演技や緊張感溢れる音楽、原作脚本など。 そして最も重要な要素は二つだと思う。 一つ目は岸田今日子演じる‘女’の存在感(≒魅力)。 二つ目は艶かしいほどの表情を見せる‘砂’の世界。
特に、‘女’は凄まじい。絡めとる迫力と不思議な色気を全編に漂わせる。岸田今日子の怪演から視線を外すことが出来ない。異様な眼差しに絡めとられる。肌や髪に張り付く‘砂’が艶かしさ…。まったく魅力的で、二回目以降の視聴では常に彼女を追ってしまった。私も絡めとられたくなるのを感じる…。
そして‘砂’の世界。絶え間なく繰り返し蠢き続ける生き物のような‘砂’。乾燥しているくせに、どこか湿り気を帯びた‘砂’。葺いたばかりの屋根を突き抜け、柱を腐らせる‘砂’。全てのものを風とともに埋めてしまう…。
(9メートル四方、深さも9メートルの穴を掘り、その中に作ったという‘砂’の家のオープンセットも見事だ。室内はスタジオ撮影だという。)
この艶かしい‘砂’は‘女’と共に何度も何度も画面にあらわれ続け、‘砂’と‘女’が一体化していくような錯覚を覚える。そして、次第に‘砂’に埋もれていくことのほうが当然のような感覚になっていく…。(上記の文章、読み直すと‘砂’と‘女’を入れ替えてもある程度読むことが出来る…まさに『砂の女』…)

本作は勅使河原監督第二作。 前作『おとし穴』も見事で楽しめる一本だったが、本作は楽しめると共に完成度も驚異的に高まっている。
時代性を超越した純度の高いシンボリックな世界を構築しており驚異的だ。 この物語が古くなることはありえない。 各賞受賞も納得の凄い作品だ。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By utagawa
形式:DVD
都市生活者なら誰でも自分が閉塞状況におかれていると感じることがあるはずだ。原作はいうまでもなく、大江健三郎よりも早くノーベル文学賞を取るのではないかと目されていた安部公房の傑作。十数カ国で翻訳され、川端康成や大江よりも多く人々に読まれたという。都市生活者の精神的な閉塞状況を砂丘に埋もれそうな穴に暮らす人々の生活を描くことで見事に再現している。この映画は「前衛」という言葉が、軽い憧憬を伴って肯定的に使われていたころに制作された。監督はもちろん音楽、撮影、そして出演者などの制作に関わった人々が、自らの情熱に疑問を感じることなく仕事を果たした幸福な作品だ。岸田今日子が美しく素朴な後家をけれん味なく演技じている。芸術と娯楽を止揚した日本映画史の金字塔だ。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あとをひく作品! 2002/10/15
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:DVD
安倍公房の作品は、独特のイマジネーションの世界で語られていて、自ら舞台でも演出していました。映画というジャンルで、あの世界をどうやって描き出すのか、大変な興味を抱いてこの映画を見ましたが、勅使河原宏監督は、難解でシュールな物語を見事に映像化したと思います。

話は、昆虫採集に行った男が、蟻地獄の底の砂の世界に閉じ込められてしまう話です。
現代人の閉塞感を描いたと言われていますが、こういう作品は見る人の想像力によって受け留め方は変わってくると思います。
砂の女を演じる岸田今日子は怪演といってよいと思います。ゾッとするほどの色気と怖さです。
暫くあとをひく作品です。

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5つ星のうち 5.0 人間の自由とは何なのか?自分たちが接している日常とは何なのか?
1964年(昭和39年)制作。安部公房自身による脚本で、勅使河原宏監督。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Gori
5つ星のうち 4.0 砂の一粒一粒がリアリティを持つ、第一級の芸術作品
 どの画ひとつ切り取っても芸術的なモノクロ写真として成立するくらい質の高い映像です。華道家である勅使河原宏監督だから成せた業だと思います。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: クロコダイル
5つ星のうち 5.0 岸田今日子がエロくてセクシー♪
岸田今日子がエロくてセクシーで可愛いです!!
ただ若い頃も声は変わっていなかったです…(笑)
内容はちょっと怖い感じですね。面白かったです。
投稿日: 8か月前 投稿者: アンディ
5つ星のうち 5.0 思い描いた景色があった。
幸いな事に、以前劇場でこの作品を観た。
しかし、公開されてから長い時間が経つのに
映像ソフトとして世に出てこなかった。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 茸
5つ星のうち 5.0 この映画を原作に引けを取らない傑作にした物は何か?
... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 西岡昌紀
5つ星のうち 5.0 不気味な世界観
教師が一人昆虫採取に出掛ける。虫カゴを持ってたった一人で。そこは砂の海だった・・・そして行方不明に・・・。

天才監督、勅使河原の代表作。
投稿日: 2011/5/24 投稿者: ベースライン
5つ星のうち 5.0 日本映画の金字塔
観たことの無い方には一度観ることをお勧めします。
海外でも評価の高い歴史的作品。... 続きを読む
投稿日: 2011/2/20 投稿者: 郢昜サ」ホ帷ケァスエ郢晢スウ
5つ星のうち 5.0 砂丘は酒田市がモデル
「グレン・グールド対話集」を拾い読みしてたら「砂の女」は大好きな映画だ。グールドが見てたんだ。漱石の「草枕」を愛読してた。晩年はヤマハのピアノも。特に日本贔屓では... 続きを読む
投稿日: 2010/12/14 投稿者: ゲバラ
5つ星のうち 5.0 強烈な嗜好性をもつ、享楽的文芸映画
はじめてみたのは、わずか3年くらい前の話だ。しかしすでに十数回みなおした。もう魔術のような映画で、むしょうにみなおしたくなる。セリフの面白さだけで、5回はみれる。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/31 投稿者: temple
5つ星のうち 5.0 実存哲学文学の映像化として最高傑作
実存哲学というともう時代遅れの哲学ということになろうか。しかし、ボクには主人公と同じ時代の子として超えられない秘密を持つ。高校の理科の教師が昆虫採集にやってきた村... 続きを読む
投稿日: 2010/3/6 投稿者: j7a2h
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