登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
社会派ミステリの傑作,
By
レビュー対象商品: 砂の器〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
単なる謎解きに終始するのではなく、そこに描かれた「人間の業」と深い悲しみは、読了後に読者の胸を深く打ちのめす迫力を備えている。「清張以後」という言葉すら産み出した氏の登場により社会派ミステリは一気に隆盛を迎え、その後に続く数多の傑作が生まれているが、同氏の描いた作品にはいつも息を呑むような精緻な心情描写があり、読了後の爽快な達成感とは程遠い「心の澱」が横たわる。溢れる涙で行間を濡らしたことも幾度かあれど、なお読み進めるのを止められない魅力が-この作品にはあるのだ。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今西刑事の捜査の行方と影のありそうな事件が妙に気になる面白さ,
By すみん (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 砂の器〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
蒲田操車場で残虐な殺され方をした身元不明の死体が見つかる。今西刑事の地道で謙虚な捜査活動は犯人へとじりじりと近づくかのように見えるが先がなかなかみえず、一方、怪しき若き人物達の性格、日常が見えてくる。 ドラマ化され2004年のドラマでは和賀側の視点でよく描かれ原作と異なる趣があり斬新な印象がある。原作は今西刑事の思考、論理、焦燥、閉塞感、手がかりを掴んだかに思えた時の喜びなどが描かれ、推理小説の醍醐味が味わえるようで面白い。 しかし、事件はどうして起こってしまったのだろうか?事件を起こした人物が抱えていた思いは何だろうか?下巻がまさに楽しみだ。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
満足!満足!,
By yuki98 (山口県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 砂の器〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
以前から、松本清張の「砂の器」という小説には興味があったが、なんとなく読みづらいのではという先入観から手に取ることは無かったが、この度のTV化された事により小説のほうを先に読みたくなった。そして何とかTVよりずっと先読みして、ついに読了し、今ではTV放送が待ち遠しくなっている程。この本を読むと、作者の博識ぶりにはただ驚嘆の一言。主人公を音楽家に設定しただけでなく、その専門知識さえ要求されたかのように示し、それでいて難解な文章に読者を困惑させること無く、次の場面に入っていける技など心地良いほどだ。土地による方言についても私にとっては、初めて知る所であり、色々な知識を与えてくれたりするなど、一冊で2度も3度もおいしい本である。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|