あの東日本大震災から9カ月が過ぎようとしています。
石巻市はじめ被災した沿岸部は、復興の指針は見え始めたけれど
本格的な実施にはまだ至っていません。
これは、私の住んでる宮城県の病院の震災直後の記録です。
沿岸部はほとんどの病院自体も被災し、被害がなかった石巻赤十字病院の医師団の奮闘、院長の判断で条件なく被災地の患者の受け入れを行った東北大学病院など、この本を読まなければわからなかった病院同士の連携が多くの患者を救ったことがわかりました。
派遣団の医師団と、地元の医師団のプライドが衝突することがあり、決して円滑な治療ができなかったことが書いてありましたが、
全員が患者を救うという目的は同じだったと思います。
表紙に描かれたトリアージがこの本のすべてを物語っているよう
な気がします。
今回の震災で、多くの方々が亡くなられ、いまだ不明の方もたくさんおられます。
あの状態で、冷静に判断し、治療に当られた医師団の皆さんにはほんとうに感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。