CMやカレンダーなどでみせる、まだ少女のかわいらしい表情と、
義経「しずやしず」で見せてくれた静御前役の、しっとりとした
大人の女性の美しさ。その両方を表現できる、今の石原さとみさん。
ふたつのイメージのどちらが好きか、
ファンの間でも意見が分かれるところかと思いますが、
この作品では、かなりはっきりと後者の大人っぽい石原さとみさんの
イメージで構成されています。
この写真集をながめて、「色っぽいなぁ」とつくづく思うのですが、
それは、例えば和服姿の女性に感じるタイプのものです。
全体として、露出度は決して高くはないです。
露出が少ないのにどうして、これほどまでにも、色っぽいのかなぁ。
白のワンピースのカットくらいでしょうか、露出度が高いのは。
このカットが14ページくらいあります。
胸の谷間がはっきり写っていて、スタイルもすごくいいんだなぁ、
と、ちょっと感動させられたりもします。
装丁がまた、とても素晴らしいのです。
写真集としては少し小振りな大きさに、つや消し桜色の表紙、
そこに縦書きで白抜きのタイトルが入っており、
日本情緒あふれる、上品で美しいものに仕上がっています。
女の子の部屋に置いてあっても絵になりそうな位です。
デザイナーのクレジットに、女性の名前があがっているのも、
納得できる仕上がりだと思うのです。
総じて、静御前役で見せてくれたような、上品で色っぽい、
今の石原さとみさんが見たいと思われる方には、
とても納得の出来る、素晴らしい作品ではないでしょうか。
女性にもおすすめ出来ると思います。