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石上純也|ちいさな図版のまとまりから建築について考えたこと (現代建築家コンセプト・シリーズ)
 
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石上純也|ちいさな図版のまとまりから建築について考えたこと (現代建築家コンセプト・シリーズ) [ペーパーバック]

石上 純也 , メディア・デザイン研究所
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「現代建築家コンセプト・シリーズ」は、20世紀を牽引した建築原理であるモダニズム─ポストモダニズムとは異なる建築思想を構築する若手建築家のコンセプトを紹介するシリーズです。


シリーズ第2弾は、石上純也。


石上は 「第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展」(2008年9月14日─11月23日)参加作家に選出され、日本館の庭園に温室建築群を出展する気鋭の建築家。日本館のテーマ「EXTREME NATURE」が示すように、彼の作品はその初期から極限的なコンセプトに貫かれています。
9.5m×2.6m×1.1m、厚さ3mmの《table》(2005)、高さ14m、重さ1tの《四角いふうせん》(2007)、2,000m2の空間を305本の柱で構成した《神奈川工科大学の工房》(2008)等々、建築、風景、地形、インスタレーション、家具、美術と多領域に渡る作品の創造を通して、新しい 空間のあり方や作り方を発見し、その芳醇なアイディアを多様な方法で提案し続けています。
ちいさな図版(スケッチ、図面、イラスト、絵画、コラージュ、写真)と文字が極限的なレヴェルで出会った石上の作品にも似た一冊です。

登録情報

  • ペーパーバック: 160ページ
  • 出版社: INAX出版 (2008/9/10)
  • 言語 英語, 日本語, 英語, 日本語
  • ISBN-10: 4872751507
  • ISBN-13: 978-4872751505
  • 発売日: 2008/9/10
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 53,589位 (本のベストセラーを見る)
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形式:ペーパーバック
何処にも繋がれず、ふわふわと空間内を漂う、
高さ14メートル、幅13メートル、奥行き7メートルの、
アルミ製巨大構造物<四角いふうせん>。
それはこの本の著者・石上純也のアイディアによる作品の一つ。

<四角いふうせん>は重さ1トンにもなる巨大なアルミの箱が、
ヘリウムを封入され、風船と同じ原理で空中に浮遊しているという、
写真や動画を見ても信じられないぐらいの衝撃を覚える作品である。

これを含め、大学キャンパス再開発に伴う工房の設計、
既存のビルの中に花畑を作る、草原の中のカフェ等、
実現したものやスタディの派生を含むプロジェクトを約500の小さな図版と、
約150の小さな文字のかたまり(和英文による相互訳有り)に分けて紹介しているのがこの本だ。

石上の狙いは、
互いに関係が無いように見えるプロジェクト同士の関係性を注意深く探し、
プロジェクト同士の境界を曖昧なものにし、
やがて生まれる抽象的な全体像から新しい建築の可能性を模索する、
というものらしい。

でもそんな筆者の狙いなんて露知らず、
簡単に言ってしまえば、絵が沢山あってとてもキレイ、というのが率直な感想だった。

そしてそれに加えて石上の携わったプロジェクトがどれもとても魅力的に感じられた。
何も考えずに設計すれば自重で天板がたわむほど大きなテーブル、
既存のマンションの屋上にピロティを持ったペントハウスを作る等。
そのほぼ全てに詳しい解説やコンセプトへの言及があった。
例として挙げた<四角いふうせん>にしても、
詳細な設計図やスタディモデルによる実験の記録など、
計算と実験によって展示物としての安全性確保にも努めた軌跡が残されている。

ただ眺めるだけでも現実的でありながら幻想的な現代建築家の世界を垣間見る事ができる一冊。
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形式:ペーパーバック
建築家という肩書で、筆者を知ったのだが、
本書をみて、その考えの広さを知った。

建築とは、実際の現実の土地や、依頼主など、現実世界をもとに考えていくもの
というイメージがとても強かったが、筆者からは、新たな考えをもらった。

考え方を、筆者なりに展開していくことが本書から感じられた。
そこには、現実に縛られない開放感を見ることができる。
ただ、現実的でないというわけではないところが面白いのである。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
藤本壮介氏に続く、シリーズ第二弾。

本書もしっかりしたコンセプトを持つ作品のひとつなのがよく伝わります。

タイトルに表れている通り、図版や字が「ちいさく」若干読みにくいですが、第一線で活躍中の若手建築家の考えていることがよく伝わってきます。

妹島さんの事務所出身だけあって、スケッチなどの雰囲気はそっくりです。

関係性に注目しているのは藤本氏と共通ですが(そういう時代性かもしれませんね)、個人的には第一弾の方により興味を抱いています。
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