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石の肺 アスベスト禍を追う
 
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石の肺 アスベスト禍を追う [単行本]

佐伯 一麦
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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石の肺 アスベスト禍を追う
2005年6月、衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った。兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場で働いていた78人が、アスベストが原因のガン、中皮腫などで死亡しており、近隣住民にも同様の被害が及んでいると、クボタ自らが発表したのだ。アスベストは30年以上前から危険性が指摘されていたにもかかわらず、建造物などに使われ続け、今も日本中に存在している。

本書は、長らく電気工として働いていた時期にアスベスト禍に遭い、それが原因で胸膜炎を患った体験を持つ文学作家が、自らが見た現場と、取材で得た被害者らの実情とを綴ったもの。日本の経済成長にとって有用であったがゆえに、危険性の広報や使用現場での管理がないがしろにされてきた実態を併せて告発し、それは国策の名の下に行われた“人体実験”だったのではないかと怒りの声を上げる。

アスベストを大量に使用する現場は、こうした問題が発覚する以前から作業員の間で“ヤバイ現場”と呼ばれていたと言う。著者曰く、そうした現場で汗を流す職人たちは「言葉で表現することが苦手な人々」であった。本人の意思とは無関係に危険な仕事に従事させられることになった人々の実態について、誰かが書かねばならないという思いに至ったと胸の内を明かす。


(日経ビジネス 2007/04/30 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

ぼくの肺には、永久に光る粉(アスベスト)が刺さっている。みずからも後遺症に苦しむ私小説作家が被害の最前線を歩き、「静かな時限爆弾」の実態を明らかに。

内容(「MARC」データベースより)

石綿(アスベスト)による被害は、国家の名のもとに行われた人体実験の結果ではないのか? みずからも後遺症に苦しむ私小説作家が被害の最前線を歩き、「静かな時限爆弾」の実態を、怒りを込めて告発する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐伯 一麦
1959年7月21日宮城県仙台市生まれ。小説家。宮城県立仙台第一高等学校卒。現代における稀少な私小説作家として知られる。主な著作に『ショート・サーキット』(野間文芸新人賞受賞)、『ア・ルース・ボーイ』(三島由紀夫賞受賞)、『遠き山に日は落ちて』(木山捷平文学賞受賞)、『鉄塔家族』(大佛次郎賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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