皆さんの評価が、「他のリンカーン・ライムの作品に比べてどうも・・」
というものが多かったので、期待しないで読んだせいか(?)、
私は魔術師よりも、こっちの方が好きでした。
中国の背景は、西洋人よりも知っているとは言え、やっぱり共産主義国家
の背景に驚かされながら、読み進んでいきました。
今回の殺人犯はゴーストですが、コフィン・ダンサーほど有能ではない
(暴力的ですが)にせよ、なかなかコフィン・ダンサーとは違う恐ろしさ
を持った殺人者でした。
また、ソニー・リーという人物、これがいいですね。
詳しくはかけませんが・・・。
「石の猿」ね・・・。なるほどな、と最後に思いました。
コフィン・ダンサーほどのテンポはないにせよ、じっくり味わえる
サスペンスでした。