角川から出版されている月刊短歌誌「短歌」で連載していた、
1年半に渡る連載を再編集し、単行本化したものです。
「短歌」で何度か読んではいたものの、まとめて読んでみたくなり、
この本を手に取りました。
作詞もする歌手の一青窈さんに、俵万智さんが短歌の手ほどきをするもの。
毎回、一青窈さんが5首を作成、それを俵さんがアドバイスをし、
また一青窈さんがアドバイスを受けて推敲作を提出するという、往復書簡のような形です。
とにかく、短歌を詠むものとして俵万智さんが先生とは羨ましい限り!!
最初は、短歌はほとんど作ったことがないという一青窈さんが、
5・7・5・7・7という、短歌の定型という概念になかなかついて行けないようで、
送られてくる短歌は、短歌というより短めの詩といったものが多く、
俵さんもアドバイスに四苦八苦している様が伺えました。
徐々に定型が身について、1年も経つとリズム感のある短歌が詠めるようになっていて、
俵さんからも、早くにOKが出るように。
一青窈さんの短歌の材料を取り出すところや、普段、こんな風に物事を見ているのかと...いうのも感じられて、
なかなか面白かったです。
中には、意味深な短歌もありました・・・。
俵さんのアドバイスも具体的で的確で、とても参考になりました。
自分で詠んだ短歌を推敲する時の、参考書にも出来そうです。