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知財戦争 (新潮新書)
 
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知財戦争 (新潮新書) [新書]

三宅 伸吾
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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知財戦争
知的財産をめぐる最近の動向を「攻防」という観点からまとめたのが本書。新聞記者らしく、足で集めた情報が満載だ。第1章は本誌でも連載した「遺伝子スパイ事件」。本誌連載担当者が始めて知るエピソードも少なくなかった。遺伝子スパイ事件がはからずしも炙り出した、日本の知財に対するナイーブぶりから筆を起こし、世界各国のとりわけ米国と中国の抜け目なさを述べた後に、筆は強い特許を世界に先駆けて認める勇気に乏しい、われらが特許庁に及ぶ。審査期間の短縮を義務付けた特許審査迅速化法の制定に反対したのも特許庁自身であった。

最終章ではアンジェスMGで問題になった「未公開株譲渡問題」を取り上げている。著者の主張は、これが「問題」になってしまうこと自体が、「知財立国・日本」への壁なのだという点につきる。


(日経バイオビジネス 2005/01/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

 2006年、日本の総人口はピークを打ち、本格的な高齢化社会に突入します。必然的に高コスト体質になる日本が従来のようなモノ作りに軸足を置いたままでは、国力の維持は難しい。このため、いままでに築き上げた無形資産である「知的財産」をどう生かすか、そして付加価値を生む新たな知財の創造・創作活動をいかに刺激するかが、日本の将来にとって極めて重要な課題として浮上してきました。

 小泉政権が「知財立国」を標榜し、知財戦略が企業の収益に決定的な影響を及ぼすようになった今、我々の普段の生活も知的財産と切り離して考えることは難しくなっています。こうした現実を踏まえ、この本では日本の知財政策の問題点、世界各国の知財政策、専門人材や裁判制度などの知財インフラの現状、知財関連の主な法律などを出来るだけコンパクトに解説し、「知財の現状は、とりあえずこれ一冊読めば分かる」ことを目指して、編集に工夫を施しました。知財本の決定版だと自負しております。

 特に力を入れたのは、「闘争の現場」を描くことです。日米の対立を生んだ遺伝子産業スパイ事件、企業と従業員の関係を根本的に問うた青色発光ダイオード裁判、中国のニセモノ商品作りと日本企業の対応、医療の進歩と開業医の利害が対立する医療技術特許、権利保護のあり方が議論を呼んでいるネット上の音楽などの違法コピー問題、漫画喫茶やレンタル・ブック店の存在……。こうした対立の現場には一筋縄ではいかない問題が先鋭的に現われており、知財の今後を考える上で格好のテキストを提供しているからです。

 筆者の三宅伸吾氏は、一貫して知財分野の取材を手がけてきたジャーナリストです。企業経営、司法、競争政策、自民党など関連分野の取材経験も豊富で、現在は日経新聞の編集委員(政治部兼生活経済部)として活躍中です。

 『知財戦争』は知財の持つ意味を多面的に探った、これまでに類のない一冊です。ぜひご一読ください。


登録情報

  • 新書: 191ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/10)
  • ISBN-10: 4106100894
  • ISBN-13: 978-4106100895
  • 発売日: 2004/10
  • 商品の寸法: 17.5 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yastartrek VINE™ メンバー
形式:新書
 本書は、膨大かつ詳細な取材に基づき、国内外の知的財産(権)をめぐる様々な紛争を冷静かつ客観的に紹介・分析している。そのため、読み物としてはやや面白みを欠くが、逆に日本の知財保護政策の不備に対する著者の抱く危機感がよく伝わってくる。
 世界規模で経済社会における知財保護の重要性が増しているにもかかわらず、わが国では政治・経済・司法等の既得権益維持のための対立がそれを妨げていることが、淡々と、しかし説得力を持って浮き彫りにされている。
 もう少しつっこんだ提言があってもよかったとは思うが、知財ビジネスに携わる人や知財に多少なりとも関心のある人には、現状把握のためにもぜひ読んでもらいたい一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
子供と楽しんで見ているトイ・ストーリーやファインディング・ニモの陰には見えない大人の戦争が繰り広げられているのだなぁ、と思いました。
知財を巡る攻防や政策競争、最前線の現場を垣間見ることができ面白かった。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カーマイン トップ1000レビュアー
形式:新書
 「知」という「財産」をめぐる2004年当時の社会背景や問題意識が語られています。青色発光ダイオードによる発明者報酬の問題、漫画喫茶と著作権の問題などのホットな問題のほか、各国の知財政策、法制度の問題など、薄い本でありながらテーマは多岐にわたります。2010年に読むと、当時の問題の多くが未解決であることを痛感させられます。21世紀は、「知」こそ国富の源泉となる時代です。しかし、既得権やら前例主義やら、あるいは、想像力不足やらで、「知」を育てるための方策の多くはまだまだ棚上げ状態です。
 いろいろな問題が丁寧に取材されており、読み応えがありました。
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最近のカスタマーレビュー
理系のヒトは読んでおきましょう。
2001年に起こった遺伝子スパイ事件の顛末を知っているヒトは何人いるだろうか?
それを知るだけでも本書を読む価値がある。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 森の本棚
一冊で分かる知財
日本は技術立国でありながら現行の知財保護制度は
十分に機能しているとは言えない。本書は知財保護... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 偏執狂的読書暦
情報が古すぎた
買う前に気づけばよかったのですが、2004年の初版から情報がアップデートされておらず、中の話が古いです。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/26 投稿者: にょな
読み物にも勉強用にもよい
「マンガ喫茶は著作権料を払わなくてはならないのか?」「では,ラーメン屋にある雑誌はどうなんだ」というような身近な話題から日本人研究者がFBIに捕まった遺伝子スパイ... 続きを読む
投稿日: 2007/5/19 投稿者: wave115
ぼくも何かはじめないと。。。
~「知財」このキーワードを知っていても何がおこっているかわからない。じつは知ったかぶりにをしていて何が問題だかわからない。知ってたつもりだけど。... 続きを読む
投稿日: 2004/10/19 投稿者: "soto25"
”知財”に対するイメージを払拭させる一品
身近な素材、「へぇ~」と思える素材をうまく散りばめていて、一気に読めちゃう。”知財”という言葉の響きに対する、従来のこむずかしいイメージを払拭させる一品。著者がジ... 続きを読む
投稿日: 2004/10/18 投稿者: かぐや
企業経営者、研究者、ビジネスマンの必読の書!!
「知財戦争」とは、何とも物騒なタイトルである。... 続きを読む
投稿日: 2004/10/13 投稿者: angel4
この分野の専門家になれば一発、当てられるかなぁって
この分野の専門家になれば一発、当てられるかなぁって、感じ。モノ作りから、「知的財産の時代」になるっていわれてきたけど、あまりピンとこなかった。でも、この本、読んで... 続きを読む
投稿日: 2004/10/10 投稿者: 小山一太
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