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知財の利回り
 
 

知財の利回り [単行本]

岸 宣仁
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

知的財産の争奪戦の最前線を取材したノンフィクション。まず登場するのは、新たなビジネスモデルを成功させた、アメリカのインテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)社。IV社を創業したのはマイクロソフトの元幹部らで、ベンチャーキャピタルが企業に投資するのに対して、IV社は特許やその基になる発明やアイデアに投資する。すでに約50億ドルを集め約10億ドルを投資家に還元したという。投資対象は人間の「頭脳」、そこから「利回り」が発生するビジネスモデルが誕生したといってもいいだろう。
人間の頭脳を囲い込んでしまうビジネスモデルは、今後、IV社以外の新規参入も含めて、知財の争奪戦をどう変えていくのか。そうした中で日本の知財戦略には何が求められるのか。知財はハイテクメーカーのみならず、金融機関や投資家が関心を寄せる投資対象になっていくのか。綿密な取材を通じ、知財争奪戦の行方が明らかにされる。

内容(「BOOK」データベースより)

米国では知財をめぐり新しい動きが台頭し始めている。特許をひとつの投資対象とし、一種の金融資産とみて、知財ビジネスのなかに組み入れようとしているのだ。“知の囲い込み”がその国の競争力を決定づける時代に、日本の戦略が問われている。特許、発明、アイデアに投資する発明資本。その草分けIV社の実態。オープンイノベーション時代の攻めの戦略とは。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2009/11/27)
  • ISBN-10: 4492761837
  • ISBN-13: 978-4492761830
  • 発売日: 2009/11/27
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
表題の付け方、入り方等の章構成は非常に巧妙で、読者を一気に引き込む内容ではある。
しかし、如何にも日本のジャーナリストが書いた本という感じで、雑誌記事ではないのだから、もう少し著者自身による分析も欲しい。
表題の知財の利回りであるが、特許を一つのオプションとみた場合、IV社の利回りの説明は正しいのか?
パテントアグリゲーターに光を当てた本がタイムリーに出版されたということには意義があると思うが・・・
知財権はそもそも正義論の世界ではないだけに、関係する人間(ジャーナリストを含め)には高い倫理観を期待したいのだが、当事者であれ観察者であれ、実際には社会をあおる方が金になるということか。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カーマイン トップ1000レビュアー
形式:単行本
 この本の底流には、アメリカの新興企業IV社がもたらす漠然とした不安があります。IV社のビジネスモデルであるインベンション・キャピタルはその全容や目的に謎が多いこと、多くの一流企業がIVの顧客となっているらしいこと、そしてIVが世界の頭脳をネットワーク化しつつあること、などからIVの動向は徐々に注目され始めています。そして、IVが垣間見せる未来を想像しながら、中国はどうなのか、日本はどうなのか・・・と論議は展開していきます。
 IV社も手探りを続けているようにみえます。しかし、手探りながらも進んでいます。じっとりとした不安を感じながら、未来への想像力を刺激される良質本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
特許ビジネスについて一般人が知らないところに手をつけようとした点は評価できるが、話が行ったり来たりしており、整理されていない取材メモのような本である。
何を主眼として伝えようとするのか明確性が欲しい。
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