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知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか
 
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知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか [単行本]

ピーター バーク , Peter Burke , 井山 弘幸 , 城戸 淳
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,570 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◆知識と情報の大パノラマ的展望!◆

「グーテンベルクからディドロまで」という原書の副題が示しているように、15世紀の印刷革命から18世紀の『百科全書』までにわたって、人類がいかにして知識を発見し、獲得し、分類し、管理し、商品化したかを、パノラマ的に展望したもので、印刷、雑誌、図書館、博物館、喫茶店、株式、交易、旅行、スパイ、教会、アルファベット順、索引、脚注、学者・知識人など、知と情報に関わるあらゆることを取り上げて分類・整理し、見事な眺望を与えてくれます。いまでは当たり前と思われている索引や注や目次がどのような変遷を経てきたかなど、興味は尽きません。〈知の社会史〉の定番となるでしょう。

内容(「BOOK」データベースより)

知はいかにして社会的制度となり、資本主義世界に取り入れられたか。旅行案内、地図、職業広告、株式からスパイ、印刷術、喫茶店、図書館などまでを題材に、知の歴史をパノラマ的に展望する。

内容(「MARC」データベースより)

15世紀の印刷革命から18世紀の百科全書までにわたって、人類がいかにして知識を発見し、獲得、分類、管理、商品化したかをパノラマ的に展望した知の世界史。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

バーク,ピーター
1937年、ロンドン生まれ。現在、ケンブリッジ大学エマヌエル・カレッジ教授。専門は文化史研究。著書多数

井山 弘幸
1955年、静岡県生まれ。1978年、東京大学理学部卒業。1983年、同理学系大学院博士課程科学史科学基礎論専攻、単位取得退学。現在、新潟大学人文学部教授

城戸 淳
1972年大阪府生まれ。東北大学文学研究科博士課程退学。現在、新潟大学人文学部助教授。専門は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

近代初期における「書類国家」(paper states)とでも呼びうるものの興隆は、ヨーロッパの一般的な現象であった。ルイ十四世は、回想録のなかで、「すべてについて知らされていた」と自慢した。彼もまた長い時間を、デスクに向かって、あるいは審議会や委員会などの会議に出席して、過ごした。啓蒙主義の指導的な支配者も同様であって、とりわけプロイセンの大フルードリヒ、ロシアの大エカテリーナ、オーストリアのマリア・テレジアとヨーゼフ二世などである。委員会や役員会(多数決によって議決する小集団で、スウェーデンやロシアではカレッジとして知られていた)の増加は、この時代の行政上の主要な革新の一つである。ライプニッツがピョートル一世に書き送ったように、「役員会なしには、よい行政はありえない。役員会の機構は、歯車が互いに動かしつづけているような、時計の機構に似ている。」

 ここで語られるべきは、情報の蓄積という物語である。それは、課税するにせよ、軍隊に徴兵するにせよ、飢饉のときに食糧を与えるにせよ、全住民の生活を管理したいという支配者の欲求がいっそう高じてきたことに対応しているし、その欲求をさらに高めることにも繋がった。しかしながら、情報が行政機関のどこかに蓄積されていたといっても、それは、情報を必要とする支配者や役に人までつねに情報が届いていたということではない。組織が大きくなれば、組織に入る情報が最上部にまで届かないという危険もそれだけ大きくなる。言い換えるなら、政府と同様に歴史家は、いうなれば情報の「流通」ということを心がける必要がある。(「第六章 知識を管理する」より)

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