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知覚の現象学 2
 
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知覚の現象学 2 [単行本]

M.メルロー・ポンティ , 竹内 芳郎 , 木田 元
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商品の説明

若干のすれ、汚れはあります。カバーに少し破損と黄ばみ、天、地に汚れ、小さな捲れシワが少しあります。折込、書き込みは見あたらないです。1990年2月第14刷発行です。

登録情報

  • 単行本: 432ページ
  • 出版社: みすず書房 (1974/01)
  • ISBN-10: 4622019345
  • ISBN-13: 978-4622019343
  • 発売日: 1974/01
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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現象学が話題にされるのは、一般にはハイデガーを経由してです。でも、ハイデガーは、先生のフッサールに必ずしも忠実だったとは言えません(ユダヤ人だったフッサールとナチス党員ハイデガーとの確執、は別にしても)。現象学を本当の意味で発展させ、最終的に現象学の限界を示したのは、メルロ=ポンティです。

フッサールの現象学は、結果的に、彼の野心(事象そのものへ帰れ)を達成させることができませんでした。けれども、失敗した実験からも、なぜそれが失敗したかを明らかにできれば、大きな進展がもたらされる場合があります。なぜ現象学的還元は不可能なのか、なぜ私たちに<事象そのもの>は禁じられているのか。メルロ=ポンティはフッサールの野心に終止符を打ちましたが、それは大きな終止符でした。

本書のテーマは、見る・聴く、といった、私たちの誰もがごく普通に持っている<知覚>です。哲学お得意の?<認識>とか<論理>に比べ、余り陽の当たるジャンルではありません。ハイデガーの<存在>もそうですが、当たり前すぎてわざわざ注目してみようという気にならない、ということかもしれません。が、私たちがこのように見たり聴いたりできるというのは、本当は驚くべきことです。見る・聴くという能力に比べたら、計算能力とか記憶能力の多少は、些細なことに思われてきます。

ハイデガーが、あるとは何か、と問い、メルロ=ポンティが、見る・聴くとは何か、と考える基礎を築いたのが、現象学です。講談社の「現代思想の冒険者たち」シリーズは、マルクス・ニーチェ・フロイトとともに、フッサールを「現代思想の源流」と位置づけています。フッサールの現象学は、彼の当初の目論見が誤っていたにもかかわらず(だからこそ?)、哲学史に巨大な足跡を残すことになりました。

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