『奇跡のコース』の<ワークブック>に関するガイド
として書かれた本書。
<1>に続き、レッスン21〜50までと、<1>同様
訳者によるエッセイが付されていて、これ又<1>に同
じく説得力のある文章が綴られています。
元(今も?)小説家である訳者の言葉は時に詩的で美し
く。加えて、物事を説明する際の喩えが分かり易い。
鳥は唯鳥として、竹は唯竹として、あるがままの姿で、
あるべき場所で、己の生をひたすらに生きている。
私も、私以外のものにはなる事はなく、なる必要もない。
完璧な私であろうと、ダメな私であろうと、私は私でし
か有り得ない。より良くなろう、変わらなければ、前向
きでなければ、と自分を鞭打つ必要はなく、唯、生きる
事にひたむきになる。
己の中の生命力、自分にも素晴らしい<生きる力>が
あるのだと、それに目を向け、大切にする。
それこそが、精一杯に生きる、より良くあろうと努力す
る事になるのだと、本書では語られます。
だからこそ──まずは、ワーク。
心の垢を落とすべく
「私は、自分にとっていちばん益になる事を見ていません」
地味で地道で、根気の要る、でも目指すものは明確で、唯、
コツコツと、黙々と、繰り返し自分に言い聞かせる。
「わたしは物事を別の見方で見たい」
「神は、わたしが見るあらゆるものに在る」
継続は力なり。
恐らく、劇的な変容などではなく、でもその分、気がつけ
ば、ごく自然に<新しい視点>で、物事をみつめられるよ
うになっているのでしょう。
──但し。真にそれを望み、“練習”に励めば、ですが。
なので・・・個人的には、ぢつはワークよりも、訳者のエッ
セイを1冊の本にまとめてみては?とも思ってみたり。
あと3冊刊行予定で、全て揃えたら幾ら?と考えてしまう
自分が哀しい・・・(でも、買いますけどね。ええ。多分)
それらを含め、評価は星4つで。