「知能テスト」に関する包括的な解説をしているほとんど唯一の本といってもよいのではないか。
本書はいわば『知能』問い表題の『知能テストの概説本である。
「『知能テスト』で分かることは人の素質をすべて表すものではもちろんないし、
創造性や知恵や〈もちろん性格も)測定していない。リーダーシップやカリスマ性
冷静さや利他的な性質など、人間が価値あることと考える多くのことも測定していない。
だからといって『知能テスト』が、無意味であるといっていることにはならない」
というのが本書の立場である。
知能テストを万能のように扱うのは間違いだということである。
ところで、この知的能力を衰えないようにするには次のことが大切だという。
・心臓病や他の慢性病を患っていないこと
・〈高い社会的階級によって得られる〉よい環境に住むこと
・複雑で知的刺激の多い環境にあること
・中年のときに柔軟な生き方をしていること
・知的能力の高い配偶者と暮らすこと
・脳の情報処理の速さを維持すること
・中年のときに自分の人生に満足すること
「脳の情報処理の速さを維持すること』とあるが、これはもちろん脳トレの
ゲームをすることではない、脳トレのゲームであがるのは、
脳トレのゲームのスキルだけである。