「ダイエットやめたらヤせちゃった」に共感したので、こちらも手に取りました。
前作の内容を進化させて掘り下げた感じで、心と体の両方の側面から、より実践的な内容になっています。
カロリー計算と運動の強制の呪縛にガッツリとらわれてる私たちには、「食べたいときには食べる 食べたくなかったら食べない」「動きたいときには動く 動きたくないときには動かない」という、ごく当たり前のことを、本当に受け入れるのはなかなか難しいかもしれません。(私も正直まだまだです)
「そんなのはただの怠惰だ!」って言う方もいるでしょう。体が求めるものを気持ちよく食べ、体が求めるように気持ちよく動けばいいものを、なぜ現代人はこんなに脅迫観念に縛られてしまっているんでしょうね。
「○○を食べたら太る、たくさん食べたらその分動かないと太っちゃう」という考えに洗脳されて、まるで「食べたら太らなきゃいけない体」になってしまってるかのように。
しかし、たとえば野生動物に肥満はいませんよね。彼らは無論、食事制限もするわけもなく、食べたいように食べて動きたいように動いて生きてるはず。(これが犬猫になると、最近太り過ぎが話題になりますが)
著者の述べる「本能は暴走しない、暴走するのは知性のほう」という言葉が印象的でした。
また、夏目さんは、なかなか変れない理由として「痩せたら○○したい」というような、一見、前向きに思える目標の中に、「今の自分じゃ○○できない」という自己否定の気持ちを隠しているとおっしゃっています。
「今の自分じゃ嫌だから、○○にふさわしくないから、痩せたい」というのは、自然なエネルギーの流れを自分でせきとめていることになるのだとか。
太っていようが痩せていようが、大事な大事な自分の体、愛おしむべきは自分自身。「痩せたら」自分を好きになってあげていろんなことを自分に許してあげるのではなく、今のままの自分を自分で受け入れてあげるべきなのでは、ということでしょうか?
「もう太っていようが痩せていようがかまわない。心地よく生きられるのなら」という気持ちに達したとき、本当に自分が求める、本来の体になれる気がしました。